螢子のお気に入りの歌一覧
三沢左右
空を知らぬ人らに空をみせむとて桜五分咲き今誇りをり
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三沢左右
稲妻の姿の枝に閃光のごとき花弁の桜を夢む
18
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三沢左右
濃Blackの珈琲満たるCupにも桜一片浮かべたき春
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三沢左右
わが歩く道より低く枝を垂れ瀬にまがひをり 春さくらばな
16
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横雲
散る花を肩に受けつつ花御堂思へば恋し影の淡きも
8
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芳立
いざや見に行かむと思ふ春の日のタイムラインに霞むうす紅
12
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紫苑
ことのはの音を拭へば薄紅のスノードームにさくら舞ひ散る
8
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聴雨
一条の光とも見ゆる花ぶさの白きはだてる春の月かげ
11
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聴雨
ふと風に声聞く心地ほつえよりわが足もとにたづねし花の
8
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ケンイチ
あどけなき君のはにかむ日本語に笑みを交はして酌むあはき酒
13
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光源氏
人しれず思ひそめしか春の夜の初瀬の山にひびく鐘の音
13
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只野ハル
またひとり取り替えているカレンダーまだ忘れない記念日がある
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浅草大将
散る雪になほ花待つはなが浜も春のいぶきの山かぜぞ吹く
16
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葵の助
クレヨンでいたずらされたカレンダー 六月までは虹色らしい
11
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紫苑
終の日々家に過ごせる老ひ猫と年越しの鐘をとほくに聞きぬ
8
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横雲
想ひつつ年経にければ眺めわぶ朱に染まれる夕暮れの空
7
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聴雨
去年今年変はらぬ夜にあらたなるこころで眺む上弦の月
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まるたまる
訪ね行く親類もなき身なれども餅など焼けば正月ぞ来る
11
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紫苑
札飛ばしをみな七人歌留多会ははそはの母に歌教はりき
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詠み人知らず
短調な今年の恋のメロディを奏でてくれるおもちゃのピアノ
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