朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
舞
地上へと星落ちてなを人々の祈りの数にまさる星空
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び わ
息子等がフランス出張マルセイユエキスポ出演夢を大きく
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茂作
夕まぐれ香水すこし濃き女 驛行く吾を追ひこしてゆく
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継海
玉子焼き夜更けに作る君の未来寄り添う我が見えてて欲しい
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兎桃
冬の日に起こし残した畑の面赤紫に染む宝蓋草
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へし切
なかなかに降りみ降らずみ春の雨 惑ひながらも季節はすすみぬ
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タイム
身勝手で起こす戦争いつまでも続き新たな憎しみを生む
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うすべに
あまだれの向こうにそらみみほととぎす 分かっていてもつい耳すます
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横井 信
田園に冷たい雨が降り出して土の香りに虫も目覚める
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ソラシド
「あなたにもわけてあげたい」そうでしょう?転売されたチェルシーに泣く
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滝川昌之
バイオリンケースの少女テンポよく春風とポニーテール揺らし
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痴光山
梅の木の畑は広々徒長枝はみな剪り取られ春白一色
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兎桃
かはたれにふと気がつけば雨の音軒を濡らして穏やかに降る
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水仙
花吹雪 春の天狗のひと煽ぎ目にはみえねど誰迷ひゆく
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恣翁
淡き灯や ウインクしたる横顔に 長き睫毛の翳落とすらむ
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ななかまど
入試という十五の春の初の壁 胸の底いに埋み火疼く
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海舟
身長が父親の上 あくる朝 戸惑い靴の 踵を踏む
4
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へし切
咲いたならいずれは枯れてしまうから蕾のままでいて欲しかったのに
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夢花火
しずる音に しょうが焼きの 香り乗せ 腹まで届け 覗き見の彼
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夢花火
道流れ 去る人追わず 振り向かず 手を振る我が目 涙溢れて
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