水色一揆のお気に入りの歌一覧
舞
海原の果てに浮かんだ雲にまで泳いでゆけた遠い夏の日
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時計台
千歳経てなほ旧りがたし業平の心とらへし風さそふ花
13
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蔓葵
思ひやれ蛭ヶ小島のひるまなく岸うつ波のよるのうきねを
5
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ひげじぃ
いくつもの夜を重ねし病室の臥せる枕に吾が鼓動聴く
12
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緒川みるな
ふり向けばまさかの坂のつづらをり一度限りの道を歩めば
10
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紫草
すんっとしてわが目前に立っている弥次郎兵衛、否あやうき息子
11
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
62
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ことり
抱くことなかりし吾子の重みかと月の光をてのひらに受く
15
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灰色猫
津軽には津軽訛りの猫がいて演歌のこぶしで夜な夜なわめく
21
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灰色猫
憧れの歌集のカバーを外す時あなたの服を脱がせるみたい
12
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芳立
世の風をかれて横たふくさまくら夕べに冬の足音ぞする
6
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まぽりん
藤波の影を宿せる池の面は緋鯉の背にも花ぞ散りける
33
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舞
木の陰に生く野の花の逞しく身をよじりつつ陽にむかい咲く
8
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光源氏
いにしへの常世の神にいざなはれ霞のうちに漕ぎ出でむかな
7
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安芸大輔
雨滴垂る定家葛に袖触れば哀しき恋の香ぞ移りける
11
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灰色猫
奇跡など起こりはしない焼き場にて儚き蝉のひたむきを聞く
58
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松本直哉
小夜鳴き鳥こゑのかぎりになくゆゑにけさいちりんの薔薇咲きそむる
2
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ななかまど
湧き上がる森の緑の勢いを優しく写す田の水鏡
11
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まりこ
やわらかいとこだけ選んで食べていい眠るまぶたの薄緑色
5
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うすべに
葉桜のみどり深まり行く春を 見おくる藤の香りただよう
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