kingfaceのお気に入りの歌一覧
千映
もう少しまともなテレビ番組に知りたいことが流れて来ない
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吉野 鮎
ひと日咲きぎあまん壺に萎る棘野薊むらさき野邊を咲く花
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灰色猫
高齢のレジのバイトのおっちゃんは若い子よりも笑顔で優しい
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inosann
四、五センチあろうかと思う蔦の根の切りし口より水がしたたる
25
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falcon
訃報手にただ立ちつくすあじさいの青のひろごる村雨の庭
17
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inosann
やるせなさ噛み締めながら妻と見る地平の向こうの今日の夕焼け
24
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コーヤ
青空や山々映すみずかがみ鯉の泳ぎでゆがみ縮れて
22
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藍子
靖国の辞世の歌に涙する次は知覧に行ってみようか
27
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矢車菊
初夏の銀河の森の奥深く淡き光のひとつをきみに
26
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春汀
朝や來ず暮れぬる袖の露けきは夜はしおきてひるまもなくに
6
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春汀
旅衣かへすがへすもうら悲しひとへに夢はあやなきの夢
7
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松本直哉
万緑のなかをあゆめば紅一点カンナの花のもえたつまひる
14
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あゆか
たいていの発達しょうがいのお子さんは好きな分野で才能開く
16
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むらさか
捨て猫をかくまうように肩を貸す 東横線でねむるわたしに
21
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紫草
背負い込んだ荷物をおろす術もなしわたしの一部となりしこの頃
22
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KEN
薫風と柔き光の板の間で蚕の世話す影の仄々
8
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舞
緑田の苗に風ゆく水な月梅雨の間見せる空の清しく
9
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あゆか
桑の実でくちびる染めし昼休み昭和の鐘が廃校告げる
27
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tasuku
治療半ば余命宣告受けて尚吾はしぶとく生き抜くを誓う
22
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関山里桜
暮れなづむ八坂の塔を望みつつ車夫と行き交ひほほ笑みあへり
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