ななかまどのお気に入りの歌一覧
うすべに
うすべにの衣ゆらせてあでやかに 春のひとよの夢へいざなう
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杜鵑草
人影に覚めて響めく鴨の音のわざとがましく歎かずもがな
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仙人の弟子
肌寒し冬の名残が悪あがき笑う桜は余裕しゃくしゃく
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Chico
山笑ふ まんげつぽんとかじられて包装破るる淡き夕霧
7
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わかばみち
さようなら保育園児の息子次はアルバムで目と目を合わそうね
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Chico
ベンチにて52Hzの寝息立て青年ねむる 座礁するごと
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茂作
きのふまでザリガニ採れと纏ひ附き 婆よ爺よと云ひてしものを
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舞
モノクロの遠い記憶も春色に花咲く頃に君を想えば
8
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彫出 画
愚かしい くよくよするのはもうやめだ 両手に抱えた饅頭を喰らう
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中康
枯れ果てた 冬の路傍も いつの間にクローバー溢れ 菜の花黄色
5
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ひよどりよりこ
風が押す呼び出しチャイム梅の花次々春を目覚めさせてく
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へし切
冬ごもる枯れ木も芽吹く 三月尽 花は七分の今咲きにほふ
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恣翁
抜かれたる大根穴の戦きや 穿つ雨音聞こゆるまでに
9
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痴光山
関東は万朶の桜に夢心地 猛暑日の次に雪とふ令和
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Chico
春うらら からしにこふはあくびして眶に昇る血の色の月
7
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茶色
雇い止め恨みはあれど吐き出さず悔いなく終えて心は清し
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横井 信
広がった草に弾ける雨粒のきらりと光る春の早朝
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仙人の弟子
春雨が濡らす桜木三分咲き靄にかすんだ桃色の空
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うすべに
雨あがり流れる霧にやまざくら 染井吉野をおいかけて咲く
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敦希
雨上り陽に目を細め浅緑 響き清らにうぐひすの聲
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