ななかまどのお気に入りの歌一覧
秋日好
人生に惑う間に山茶花はただ咲くのみと苦言を呈す
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うすべに
よるべなく枯れ木の幹のつたもみじ うろに寄り添う真紅のマフラー
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恵雪
遅き朝息白くして東雲に映ゆる山の端眺むは清し
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滝川昌之
澄む程に煌めきの増す電飾の冷たさ温める君の手握り
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横井 信
晩秋の朝の小道の長い影そっと追いかけ駅へと向かう
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彫出 画
雪を待つ枯葉重なる散策路 挨拶交わした賑わう夏過ぎて
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茂作
かたはらに文讀みをれば干し並めし 大根の日影移ろひにけり
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舞
鷗の鳴く鰊番屋の名残りには浜に佇み海を見る人
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継海
流行語おいてけぼりの辰年や焦点合わぬ眼鏡の社会
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へし切
聞こえない 弱者の声は聞こえない こころの声は聞こえてこない
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兎桃
白妙の「やくも」に乗りて山陰へ弔問なれど旅に気晴るる
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滝川昌之
献身と小さなホッコリ観たいなら水族館のバックヤードへ
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痴光山
最晩秋公園の木立の佇まひ 黄葉づ紅葉づの言の葉超えぬ
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仙人の弟子
今宵また星を見上げて帰路につく桜紅葉もロマンチックに
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うすべに
眼をほそめひごと深まる赤うつす 小春日和の陽だまりの猫
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横井 信
マンションの狭い垣根の路地裏にちらほら咲いた白い山茶花
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彫出 画
微笑んで指輪の痕に触れてみる 一人の部屋でお酒を少し
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舞
老いの夜にさ衣寒く独り酒酔い沁むほどに偲ぶ春の日
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茂作
大根の打ち首されて晒されて いかに悲しき心なるらむ
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へし切
つきぬける空の青さや 杉木立もみぢに紅く 枯れ野にそびゆ
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