君丸のお気に入りの歌一覧
横井 信
鯉のぼり 青空望み揺れている泳ぎ疲れた姿にも夏
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灰色猫
オリーブと塩をふりかけ菜の花にかがやく海の魔法をかける
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滝川昌之
連休の分まで届く大量のヤクルトを見て踊る大腸
16
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朔夜
名のらずに君は君はとたゆたへて行きつ戻りつ春の白波
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横井 信
満開の 桜の上に ひつじ雲 空に広がり のんびり流れ
13
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舞
ひと冬を越えてようやく柔らかな土踏みしめる春の先駆け
9
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へし切
アナログに刻む秒針 老いの日々 時の流れはゆるやかに過ぎ
22
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詠み人知らず
言の葉ゆ昏く満ちくる寂しさに温きひだまり欲りし童女
9
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光源氏
色もなき花のあはれに涙して無情の闇に香をたづねゆく
18
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横井 信
雨匂う 風は優しく 頬撫でて 道の向こうへ 運ぶ梅の香
17
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滝川昌之
一瞬で景色が変わる春風よ「桜咲いた」と届く電報
22
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灰色猫
極寒のアラスカ州のオーロラは海なる地球のほたるのようで
17
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灰色猫
まんまるに劣化してゆく鉛筆で君を描けば色があふれて
19
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河のほとり
梅の花かほる夕べのつかの間にまたおもかげの消えゆくや誰
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横井 信
曇り空 眺めて僕は うとうとと ソファで眠る 春を夢見て
16
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灰色猫
湧きたての入道雲をほうばって君は真夏を味方につける
20
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灰色猫
言の葉に心抉られ傷跡を癒やすもやはり言葉でしょうか
16
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灰色猫
光さえなければ強く焼きついた忘れられない影もなかった
23
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角谷守
竹藪は風をしゃらしゃら歌にして僕は冴えない月を見ていた
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詠み人知らず
感情の溶けた涙はなんとなく 甘い気がする 苦い気がする
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