蔓葵のお気に入りの歌一覧
小林道憲
幼くてこの世を去りし孫偲び 空へのきざはし 昇りゆきたし
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恣翁
朝晩の 目立ち初めにし秋色に 思ひを致す関寺小町
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へし切
幾つもの 涙はあれど忘れえぬ 妻との別れ 子らの旅立ち
16
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ななかまど
まだよまだよ秋はまだよと向日葵はそそぐ光の想いに応え
14
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Aquarius
次の戦争が始まるまでのごく短い期間を平和と呼ぶ
5
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滝川昌之
炊飯も咀嚼もさぼる残暑負けほぼ液体の俺の朝食
15
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さいおん
暮陰 若草山 入日刺 仰而見者 月出鴨
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詠み人知らず
秋風に 流れる雲の 行き先を 盆に帰りし 祖父母を思い
8
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Aquarius
死への道この衰えは初体験教科書通り嬉しくはない
3
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Aquarius
悔いもなくすべてを詠んで逝きたいが数日何も思いつかない
33
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詠み人知らず
蝉が消え 鼓膜震わす 夏の音 風鈴鳴りて 夏の去り際
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ななかまど
よく笑い麦酒を愛した友ありき盆近づきて想いいる夕
15
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滝川昌之
芝散水つがいの蝶がランデブー スプリンクラーのダンスホールで
12
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うすべに
逃げ水の舗道ゆらめく 草たちとうらめしく聞く遠い雷鳴
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仙人の弟子
眞夏の夜 森林浴に出かければ 森の香氣は はや冬支度
5
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横井 信
海を見る展望台のひまわりも少しうつむく今日の夏空
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舞
絵日記にまだ咲いてるか恋知らぬ頃を偲ばす朝顔の花
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へし切
夕さりて彼は誰時の薄明かり恋人たちの影がかさなる
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灰色猫
蝉たちの葬送曲にこの夏もふと立ち止まりまた歩き出す
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ななかまど
落ちつけば「こまち」に乗りて懐かしの味に会いたいババヘラアイス
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