野吹のお気に入りの歌一覧
もみじ☆彡
菜の花の はやほころびて 蜜蜂に せはし暮らしの はじまり告げる
19
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リクシアナ
リンドウの色青くして秋立ちぬ一茎たおり街へと帰る
25
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萱斎院
ほととぎすいつしかこゑの跡絶えして むしの音ほのめく秋やたつらむ
10
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
185
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麻
蝉時雨染むゆゑもなき我が袖をたちまち濡らす軒の玉水
21
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たけくらべ
立秋も街はますます熱を帯び夜も眠れず想ひはリオに
18
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水中あやめ
くもれかし思へば悲しかの人は今宵の月を誰と見るらむ
12
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芳立
ひさかたの雲居のゆくへたづぬれば民草に吹く風を問ひます
10
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へし切
木の下に蝉の骸を見つめては今鳴く声を愛しむ夏の日
24
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へし切
暮れかかりすずしき風をさきだてて俄かに曇る夕立の空
29
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水中あやめ
寝覚してなほ星明かしほととぎす見果てぬ夢のたよりともせむ
13
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水中あやめ
橘のひともとゆゑにみな人はおのがおのがの夏の夜の夢
12
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呉竹の憂き節
呉竹の笛のあはれは古里のひともとゆゑによよぞ忘れぬ
4
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たけくらべ
夕されば風止まるなり汗ばみて氣だるき時に初蝉の声
21
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灰色猫
恋愛の温もり宿すスマートフォン雨降る夜に抱いて眠る
35
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沙久
魂を 無意識の内に 売っていた 朝昼晩と 飽きることなく
15
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麻
夏ふかみ言の葉しげき恋文のその下かげをかよふ涼風
20
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水中あやめ
前の世の契りにかあらむと理りてもなほ袖濡らす夜半の寝覚に
10
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水中あやめ
浮舟のたゆたひ居れば知らぬ間に頼みし月もよその山の端
14
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水中あやめ
青柳や五重塔は色くれて水面を染むる夕附日かな
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