リクシアナのお気に入りの歌一覧
只野ハル
チョット待て泣ける話にゃ弱いんだ涙腺緩む歳になってる
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只野ハル
ドア横の冷えた取っ手を握ってる冬の終電帰るのはどこ
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只野ハル
冷めかけの料理が少し残ってるそれに気付いてまだあったかい
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ななかまど
わが足で歳の重さを量りたり葉書一枚持って歩いて
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横井 信
休日の工事現場の片隅にそっと顔出す小さな土筆
9
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継海
無力なり「止めて下さい」店員に告げむも妹はスーパーの床
6
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へし切
思ひかぬやよひ初めの春の夜の庭もはだれに雪は降りつる
10
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敦希
愉しみを分けあうならば君がいい 冬芽ひらく声耳をすませば
9
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ななかまど
芽起こしの雨が騒に過ぎたれば千のひかりの佐保姫よ来い
14
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うすべに
まだやねと残念そうに老夫婦 毛糸の帽子にまばらな陽ざし
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横井 信
ふっくらとつぼみ膨らむ梅の木に雪のちらつく休日の午後
10
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継海
買ってまで作りはせぬが分葱和え春の香りは目にちと滲みる
8
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恣翁
陽の翳る畑の上を 風に乗り 晩鐘寒きまでに寂しゑ
9
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舞
少女らの群れて語らう言の葉は意味不明でも春の色して
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へし切
無償化にすれば みんなは私立へと そして消えゆく 公立高校
11
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只野ハル
寒過ぎと文句言っても冬将軍聴く耳持たぬと知っているけど
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只野ハル
寒い朝君の名前を呼んだけど白く凍って落ちてくばかり
5
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只野ハル
お手製の梅干し入れるお湯割りの種を残してもう一杯ね
2
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只野ハル
師走前忘年会の出欠のLINE飛び交う朝のうちから
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横井 信
ひと夏を力の限り鳴いていた蝉はふんわりズボンにとまる
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