神田央子のお気に入りの歌一覧
恣翁
縁側の硝子戸越しに 移りゆく秋の日差しを 空ろに見遣れり
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横井 信
溢れ出すひかりを連れて朝は来る足踏みしてる扉の前に
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横井 信
僕なりの歩みは遅く颯爽と追い越してゆく軽い足音
16
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灰色猫
雨だとか涙であるとか不思議だね僕らは水と共鳴できる
18
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まりこ
雨空に星を探してみたりする 人はどこまで人を許すか
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灰色猫
バス停に葉っぱの傘が置いてあるきっとトトロが待っていたんだ
17
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横井 信
暖かき 歌をよみたし 今はただ 心にトゲが 刺さったままで
22
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横井 信
止まらないトラブルだけが盛大に花を咲かせて拳をにぎる
11
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横井 信
傘さして杖を持つ手が震えてる雨は上がったゆっくり行こう
14
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灰色猫
憂う日も晴るる日もあり身のままに風に吹かるる花にあれせば
23
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まぽりん
佐保姫の振る領巾なれや糸桜くる春ごとに咲きみだれけり
29
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リクシアナ
明かすより秘めたることの多かりき墓無き吾のパンドラの箱
22
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横井 信
人混みに杖を持つ手が震えてる見上げる空に霞む弦月
18
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灰色猫
潔く散りゆく桜の儚さに死にゆくことの美しさを知る
25
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灰色猫
僕たちは瞼を閉じるそれだけで世界を旅する瞳を持ってる
19
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滝川昌之
筍(たけのこ)は竹の旬です人の世も子の伸びる頃が親の旬です
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falcon
「人生で一番よかったときはいつ?」黙しておもふ遠き春の日
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岩崎純一(純星)
梅が香の軒より袖に続きつつ夢まで霞む春の夜の空
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岩崎純一(純星)
暮れかねて花のうしろに残る日の空に宿れる夕影の色
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矢車菊
灯を消そう 星を見るため いやむしろ見えないものを信じるために
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