珠海のお気に入りの歌一覧
絮谷新
空に開くこうもり傘に見る夢は海の岬の白いブラウス
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野々花
泣きそうで泣けない空の切なさをそっと見上げる青き紫陽花
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明
ティーシャツの裾で額を拭いつつアイデンティティを辞書で引く夏
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たけくらべ
黄昏に人目忍びて逢ふ君と遠雷聞かば夏は来にけり
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舞
少年ら恋知り初める年頃の夏むかえ待つ神話なる時
15
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西村 由佳里
パプリカの苗とそれからひまわりの種を手に持つ今年こそはと
10
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赤俊雄
地球より重いと云われた存在の軽さを世界は知り尽くしている
20
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リクシアナ
名も知らぬただ柔らかな若草に花を求めず今は愛しく
28
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リクシアナ
路線図に名前も載らぬ町となり帰りの切符みどりの窓口
16
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詠み人知らず
いつになく長引く風邪の諸症状 なんなら恋の 病でもいい
18
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舞
通勤の駅階段のその背ごと負う荷のありて皆登りゆく
26
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みずたけ
好きですと言えぬ言の葉春風に舞い君のもとへ届けと願う
8
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桐生賄
君を待つ 車の中から 見上げてる 二月の空の 眩しき青さ
16
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詠み人知らず
青い鳥 見なかったかと少年が 尋ねて来しは 古里の川
19
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まつり
遠くから振り返るだけ 春風に揺れるあの子のスカートの裾
5
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詩衣
伸びてきた前髪少し切ったのも中途半端な私の決意
29
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安曇野
吊り革の感触だけを目印に向かう意味さえ分からぬままに
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黒兎☆
学ぶこと同じだけれどそれぞれが違う窓から景色を見てた
5
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黒兎☆
あの頃は暖かかったこの部屋も今は冷たい風が吹くだけ
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常夏 葵
魔女のキキ 赤いリボンの 女の子憧れて空を 飛ぶ夢みた日々
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