桐生賄のお気に入りの歌一覧
恣翁
見上げたる果てなき空は ほんのりと 春の色をし漲らすなり
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へし切
吹き荒れて木の枝をゆらし 風吠える 飛ばされぬよう屈め歩めり
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秋日好
立春の雪は心にずっしりと凝りとなりて別れの近き
12
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舞
旅人にもの思わせて月影の言わぬに出でる我が泪かな
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へし切
老いるとは否が応でも生きること日残りて未だ暮るるに遠し
9
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へし切
やはらかな春の陽ざしに梅の花つぼみほころび今咲き匂ふ
10
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舞
遠い日の時おり疼く傷一つ恋したままに別れた記憶
9
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滝川昌之
群発の千葉県沖が気にかかる大きな揺れが起きねばいいが
18
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へし切
冬ごもりふふみあり待つさくら樹は春の陽気にのぞき見をする
18
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へし切
みどり葉の数を言問ふ岩つつじ言はぬが花よと咲ききそふかな
17
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滝川昌之
週末の宿題と課す勝手口スギナの森を妻払いたし
19
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へし切
外つ国へ内つ国にもならぬ旅 ならばつもりにBSの旅
22
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灰色猫
磨かれて石が綺麗になるように波打ち際を歩きませんか
15
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灰色猫
神による十の掟を遵守してみんな楽しくゲームをしよう
10
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灰色猫
思春期の場外めがけ本塁打ベースギターでかっ飛ばしてやる
13
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灰色猫
未知数の怪獣どもに立ち向かう少女ふたりの決死の戦火
13
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灰色猫
戦場の悪魔の名を持つ九歳の幼女が放つ魔導ライフル
11
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灰色猫
日本と存在していた異世界と一体どちらが故郷だろう
15
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夢士
雪雲にまだ降るなよと声かけてハンドル握る常磐の道
20
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夢士
凍つる夜やオリオン見上げ指折れど頭凍りて布団へ逃げる
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