本能寺のお気に入りの歌一覧
石川順一
鳴きもせず柿の木登る蜩は一匹ゆえの不利を悟るか
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幸子
お芝居を舞台袖から見るようにおのが人生眺められれば
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夢士
ひっそりと切り株に座す石仏賽銭一つ多摩の里山
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へし切
君が身は煙とされば現世の雲居の空に面影を追ふ
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へし切
うたかたの消へてはかなき蛍火の愛しき妻はまた夢の中
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詠み人知らず
午後に鳴るユーモレスクに誘はれて檻のベットで夢貪りぬ
20
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詠み人知らず
如月の春待つ宵の月影に君の面影見つつ忍ばむ
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聴雨
夏まだき風にかもめの羽白し寂れた入り江の小舟の先に
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詠み人知らず
蕗の葉を日傘代はりに涼をとる 蛙が一番 趣深し
17
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己利善慮鬼
誰よりも遠く貴方を思います隣で揺れる黒髪を見て
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みやこうまし
人は皆どんな思いで日を過ごす それが知りたく投稿歌よむ
13
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珠海
夏恋しプラットホームに置き去りの白地に青い水玉のシュシュ
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たけくらべ
片袖の雨に濡るるもときめきて相合傘の嬉しかりけり
20
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舞
御堂筋肩を寄せあい傘ひとつ銀杏並木を濡れて道行き
14
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鰹鯨
月を背に向かう家路は影も濃く 揺らぎ触れえぬ風も冷たく
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くらら
うつむいて 歩く夜道に 香り立つ 目を上げ探せば ジャスミンの花
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くらら
あの世には 手ぶらで行くほか 道は無し 金や名誉が なんぼのもんじゃ
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村上 喬
指先にやさしさそえし君なれば春の光にやがてとけゆく
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麻
ひさかたの月にいさよふ影ならでなにかうつしき夜の水鏡
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たんぽぽすずめ。
書く機会余り無い字の憂鬱の鬱自体そのうっとうしいな
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