和草のお気に入りの歌一覧
ゆりこ
人知れず 涙 雪へと変わるとき君の寂しさそっと包もう
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雪柊
歌を詠む 隣の寝息 妻と吾子どんな宿より 満ち足りた寝室
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雪柊
異郷の夜 宴終わりて宿の床吾子の寝顔に想い巡らせ
19
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コーヤ
葉牡丹はレースの襞が重なりて晴れ着のようなあでやかさ魅せ
12
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林林
大掃除「ときめくもの」を残したら手離すものに感謝のことば
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林林
年の瀬の片付け用の段ボール中から「わたしはどこでしょう」と娘
13
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へし切
冬枯れの木立は凛と春を待ち蕾はぐくみ空に枝を伸ぶ
24
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灰色猫
広大な ネットの海を 飛び跳ねる 人魚のように 自由なあなた
24
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桐生賄
買い得のユリを喜び、飾る義母 ガソリン掛けて買った甲斐あり
14
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まつり
オーロラのかけらを君に見せたげる、手を開くから、いくよ、見ててね
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秋日好
生まれた日生まれた時間ぴったりに九千キロを越えての電話
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詠み人知らず
旅先のホテルのバスの石鹸が ほわりと運ぶ 妻の香りを
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林林
拭き清む出窓の光る小春日に友へお誕生祝いしたため
17
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本能寺
親友の訃報に接し肩落とす 我が母親も傘寿となりて
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詠み人知らず
流れ星箒ですくいあつめたら君の寂しい部屋に飾ろう
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恣翁
淀みより 頭を出せる杭の辺に 魚影も見せで 細波の巻く
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ながさき
幾十の 山河越へて 放浪へど 吾が悲しみの 果つるあてなく
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舞
衛士侍して絶えることなき宿直火も今は昔と冬の京御所
17
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野々花
雪が降る シャラリシャラリと雪が降るあなたの街も泣いていますか?
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桐生賄
木枯らしに負けて儚く散ってゆく山茶花眺め 心静かに
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