ゆりのお気に入りの歌一覧
夏緒
えいえんによく似た夜の底にいてクリームパンの夢をみている
16
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桜ねこ
野の花を好んで飾る母のもとちいさき花瓶を選りて買いゆく
34
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リンダ
吐き捨てる歌を詠むのはやめましょう。溜まって落ちる雫の言葉
69
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秋日好
春眠をものともせずに早朝のすがしい風に想いのせつつ
16
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市川春水
停車場でドアが開いた一瞬にふわりと梅が乗車してきた
35
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遠井 海
持ち物を全部捨てたらホッとしたもうこれ以上無くさずにすむ
23
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あまおう
お出かけをシュミレートして考えて そのうち飽きて結局行かない
23
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紫苑
答へのみあふるるばかり電脳のうみに分け入りひろふ花貝
14
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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ほたる
春キャベツ幸福感も絶望も知らないままにやわくほどける
8
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ほたる
幼くてまだ悲しみに気づかない少女のような春キャベツ食む
10
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西村 由佳里
思い出が私を離れ床に舞う小春日和の美容院にて
10
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月虹
飛び乗ればふわり彼方へ行けそうな雲 山脈の如く連なり
27
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ふきのとう
駅に待つ茶色のコートの迎え人いるはずもなき亡き母に似る
84
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桜園
苦しみやつらさつくるは自分ゆえ感謝でいきよう日々の生活
20
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ほの香
母が逝く 静かな呼吸安らけく 神になる日のその手を握る
28
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詠み人知らず
カナリアよ 籠から放とう飛びなさい 思う存分に生きてみなさい
7
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詠み人知らず
れんげ草 見つけることが出来なくて寂しく終わる初夏の休日
25
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羽
彼女ならどう詠むだろう花を見てふと思う冬のひだまりを抱く
57
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ふきのとう
一面の雪景色のなか立つ鳥はやわらかき陽の空に飛びゆく
21
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