矢車菊のお気に入りの歌一覧
只野ハル
言いかけて君の瞳に映ってる己が姿に言葉飲み込む
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へし切
春の野に 蝶は自由に空を舞ふ 人は境をつくり争ふ
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へし切
君は花 咲いてはかなき徒し身を 愛しめど風に散り紛ふかな
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舞
たまゆらの夢のひと夜に逢うひとの覚めて儚く残り香もなく
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茂作
初音聞く今日の喜び半ばなり あと幾たびか春に逢ふべき
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へし切
愚かにも 悪しき歴史の韻を踏む 奢れる者の夢は見果てぬ
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舞
父母にも記念日ありて子の知らぬ思いもありてともに歩むか
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ながさき
風に咲く 華の如くに 舞ひ踊る 季節たがわぬ なごりの雪よ
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滝川昌之
子の街へ旅の支度をする妻の鼻歌で聴くビバルディ「春」
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ななかまど
アマビエが鳴りを潜めしそのあとはマトリョーシカが銃持ち騒ぐ
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へし切
仏前に 孫の写真を並べつつ 春の彼岸は妻に語らふ
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夏深
木蓮の白き花びら綻びぬたおやかな風一身に浴び
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千映2
君が漕ぐ花筏なら乗りますと深い眠りの春浅きころ
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望月薫
振り返り付いてくるのを確かめて薄雲かかり去る影法師
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望月薫
紅色の小さき微笑青空に散らし佇む立春の梅
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望月薫
小刻みに震える羽に春風が優しく次の花へと誘う
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飛和
舞い落ちた花びらひとつ肩に乗せあなたは春の運び手になる
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時計台
見はるかす 淡路を映す海原に 光たはむれ やはらぎ渡る
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ねむい
マジックで処分待ちと書き思い出が蒸発するのを待っている箱
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茂作
初蝶の舞ひ來て春を喜びぬ 明日を種まく節と定める
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