ほの香のお気に入りの歌一覧
朝がお
ほのぼのと朝の光を受け止めてさやに清楚に夏の露華
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みやこうまし
書を習い三年過ぎぬ 新年の歌会始にいよいよ応募
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紹益
台風が 過ぎてようやく 青空に すくすく伸びた 野の草を刈る
21
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詠み人知らず
風向きが反対になり台風が 何か許してくれた気がする
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詠み人知らず
辛いのは好まぬ人と会うことや逢いたいけれど逢えないことや
13
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みやこうまし
台風の過ぎ去りしあとの静けさよ 部屋にひっそりキー叩く音
25
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ながさき
野分去り カナカナ達の 声響く 夕暮れ時の しじまの中に
24
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朝がお
大風は天山めざし鵬運ぶ全てを壊し全てを産みて
7
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へし切
ひじ枕 団扇揺らせば涼やかに まどろみの中 秋の音を聞く
28
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紹益
立秋を 過ぎて蜻蛉が 目に付くと 次第次第に 蝉が消えゆく
12
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都詩
エメラルドグリーンの海を前にして動かぬ釣り人景色に溶けゆく
23
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紹益
風鈴も 風強ければ 騒音に 吹き飛ばされて 凶器にもなる
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紫苑
暑さゆゑ我をいとへることば容れかかへてかへる冬瓜ひとつ
13
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恣翁
ハンメルの世界地図なる大陸に 牛の背の斑 実に似たるかも
26
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詠み人知らず
想い出の「い」を「ひ」にすれば何となく そんな気分で選ぶ洋楽
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へし切
現世の儚き命を惜しむがに今をさかりと蝉しぐれ降る
33
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紹益
土の中 永年生きて 来た蝉を 無闇矢鱈と 採ることなかれ
13
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詠み人知らず
カルピスを薄めずに飲む幼き日 ちょっぴり濃いめの初恋の味
22
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紫苑
夏たけて揚羽のかげの曳きて飛ぶうすずみの書に風のながるる
21
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紫苑
こんじきの表紙めづれば溢れゐるあまたに我のひととせを足す
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