芦澤ノリコのお気に入りの歌一覧
灰色猫
あなたから貰ったものは夏の日の向日葵みたいな一途さでした
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もり
善行を積み重ねてる惑星のもつとも黒に近い瑠璃色
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工藤吉生
穏和だと言われた顔を保ちつつ見るベトナムの殴打の動画
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工藤吉生
噛む加減知ってる猫を 傷つける言葉の深さ知らないで抱く
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工藤吉生
カーテンをズシャッとひらくああ朝のさえない霧のかかる五丁目
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工藤吉生
透明に一瞬見える紐なので一瞬自由な犬の散歩だ
7
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もり
炭酸の弾ける音が雨降りの前奏のようほつほつと鳴る
15
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工藤吉生
レコードのなかでは雨が降っているこちらよりややしっとりとした
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田中ましろ
愛を未だ知らない日々を「曖昧」と呼ぶんだ いつか君にもわかるよ
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田中ましろ
とまどいの先にも日々はちゃんとあり逃げ出したって地球はまるい
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田中ましろ
いつ見てもあなたがまぶしすぎるのは僕が日陰にいるからだろう
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田中ましろ
ひとすじの雨になりたいまっすぐにあなたに落ちていくためだけの
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田中ましろ
雨音をたまにあなたと間違える家族を辞めて五年経つのに
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もり
テーブルの輪染みが判を押すようだ毎日がある夢のその前
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工藤吉生
日が長くなったと言い合い手を振ってよそのテレビの笑い声聞く
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文月郁葉
夢の跡だったのだろう空っぽのショーウィンドウに「テナント募集」
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文月郁葉
さよならは口にしないで新宿は嘘の飛び交う街なのだから
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文月郁葉
黒色のニット脱ぐときこの部屋に夜が生まれるふたりのための
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もり
本屋でも寄ってみようか木曜はわたしに種を蒔くような日で
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もり
そういえば仮死で生まれたあの日からまた冬がきてしがみつく雪
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