もやしのお気に入りの歌一覧
なな生
寂しさを心の隙間にもつひとに触れて自分の寂しさを知る
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笑能子
様々に迷ってみても一途なら何時かは着くと目を細め観る
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おちふう
貴方には言えない想いと知りながら手に余るほど累々とする
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みなま
初盆に点す蝋燭揺らめいてあたかも夫が話すかのごと
15
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三嶋
先生の綺麗な手やらその指に光る銀など 嫌いです
6
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笑能子
正しさでただ首絞める人の居て力加減の難しさ知る
5
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桜園
姑のたきしおもゆをすするれば感謝の涙頬をつたわる
20
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薫智
君を見たふいに「もしや」が「きっと」から「絶対」になる君しかいない
12
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日向猫
陰伸びる刻待ち歩む散歩道ひとつの影に心重ねて
22
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日向猫
我もまた大海の一滴なればこそ融けず生きよう一滴として
26
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三嶋
千年も経てばこの言葉も古典 堂々うたえ 今のあなたで
20
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三嶋
二十字の作者の気持ちなんかよりあの日の君の涙の訳を
17
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下地杏
彼はもうこの世にいないと聞かされるどうしたんだヘヘイベイベー
5
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日向猫
静なるを矜恃とする背は凛として盲導犬の眼元は涼し
27
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ケンイチ
どの口もわが名を呼ばぬ土地にありてやけにつれなき宵の明星
6
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詠み人知らず
哀しげに寄せた眉根にアイロンをかけてあげたい空梅雨の恋
14
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紫苑
地にありてやさしき剣をたづさふる若き外科医のまなこすがしき
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浅草大将
寝ねもせず語る一夜を寄り添ひてあかしの浦にいづる友舟
14
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聴雨
胸えぐる言ひも解けば一点の我がゆく道の灯し火となる
14
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聴雨
ひとり寝の傍らそぞろ寒き夜の訪ぬるものは月ばかりなり
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