りゅう たいせいのお気に入りの歌一覧
横井 信
今日はもう机の本も読み終えて雨降りつづく日曜の午後
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大獏
またひとつ小梅を頬張る 酸っぱくてとても酸っぱくてやっと泣けそう
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千映
この歳になりても若き母の背で甘えておんぶの感触残る
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千映
一日に一首詠む人五首の人 個性輝くうたのわであれ
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千映
孫からのメールは来るたび漢字増えお婆はシミ皺増えるばかり
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矢車菊
向日葵は微笑みながら咲いている 或いは泣いているやもしれぬ
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葱りんと
歌を詠む趣味があって良かったな 心落ち着く 金かからない
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詠み人知らず
そら豆は白い綿毛に包まれて 食べられるのを ひっそりと待つ
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詠み人知らず
もくもくとミシュランみたい積乱雲 キターッて感じ ナツーッてことさ
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詠み人知らず
子を思う親の気持ちは知っている 悲しいほどに 悲しいことを
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美緒
親のもと離れて暮らしふと気づく愛で見守り愛で縛られ
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美緒
眠い目を無理にこじ開け化粧をし夜を思って今日を始める
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へし切
老いぬれば面影愛し亡き人の忘らるまじき水茎の跡
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小林道憲
生れし世に時の流れを紡ぐごと 蚕の繭をつくる営み
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小林道憲
目を閉じて夕暮れの蝉に聞き入りぬ 過ぎにし日々は帰ることなく
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南美帆
幸せは探さなくてもここにあるママの匂いを嗅ぎに来る子ら
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南美帆
嵐去り晴れわたるのを待ってたの蝉の合唱なんだか健気
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あまおう
口づけをかわせる程に傾いたきみより月が 優しい夕べ
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詠み人知らず
群を出て月に吼えおる狼を 阪急電車でいつも見掛ける
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inosann
良い人は「どうでもいい人」とは違う 他人では出ない良い味出してる
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