CANKOのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
春なのか まだ冬なのか分からずに 困った猫が 広場で会議
32
もっと見る
環
とびとびにとぶ雲を見るあきかぜのはてにはなにもない空もあり
3
もっと見る
詠み人知らず
あぜ道に 縁取りされた雪の田を 宙のとんびは「田」と読んでいる
21
もっと見る
みやこうまし
山茶花の咲けば賑やか沈黙の冬破られるその饒舌に
13
もっと見る
詠み人知らず
冬型の気圧配置と君の頬 どちらも緩んでほしいものです
31
もっと見る
光源氏
おい、お前 今日は本当に綺麗やなぁ無言の妻に語るつぶやき
36
もっと見る
山科嶺子
さよならを言える資格はありますかわたし一人の思い出ですか
62
もっと見る
ふきのとう
やわらかく我らを照らす冬の陽に背中を押され明日を生きる
20
もっと見る
あまおう
焼き餅が我慢できずに膨らんできみに焦がれてぼくははじける
23
もっと見る
紗月
誰からも看取られず逝く言の葉をせめてこの手で空に放さむ
22
もっと見る
詠み人知らず
前を行く豊かな髪と丸い腰 なんだかみんな生きているよね
16
もっと見る
薫智
錆びつけば二度と突きたてられなくて貫いていく僕のプライド
9
もっと見る
詠み人知らず
快復の兆し芽生える出勤路 今日のテーマはロッキーで行く
25
もっと見る
葉月きらら☆
もう一度会いたい人を想ってるそうさせている寒い日の雨
14
もっと見る
五穀米
孤独とは絶望伴い来たるもの独りであられよ書を読めよ友
4
もっと見る
桜園
亡き祖母の握りてくれしおにぎりを思い出したりむかご摘みの日に
21
もっと見る
まあさ
幼子が嫗の背中で歌うたう あるこう、あるこう、わたしはげんき
9
もっと見る
ふきのとう
蜜月も歳月流れお互いを意識せぬまま朝を迎える
20
もっと見る
由良
庭先に干されてまぁるくふくらんだまっ黄色い傘 幸せになれ
7
もっと見る
あまおう
失恋に保険を掛けていないので控除されない年末調整
24
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
>>