南 骸骨のお気に入りの歌一覧
舞
ネオン咲く北の新地の明かき夜に舞う蝶たちの美し哀し
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詠み人知らず
星と月別れを告げたそのあとは小鳥におはよう、おやすみを言う
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詠み人知らず
白々と明けゆく空に三日月が忘れないでと爪痕残す
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速魚
雪兎 溶けほどかれて南天の実の目の赤の残る妖しさ
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舞
街角に老人は吹くハモニカで「夕焼け小焼け」聞く人無くも
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すばる
差し出した腕に掴まりジャンプする運動音痴ちょっと得した
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秋日好
遠来の客はお洒落に迎えたい池にはまった庭師であっても
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月虹
本当は画面いっぱい埋め尽くすほどの「大好き」届けたい朝
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速魚
呼ぶ風にふと振り向けば狂い咲く赤い躑躅の一輪の揺れ
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折代架夜
「助けて」とあなたに宛てたメッセージ ゴミ箱の中に丸めて捨てた
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銀ねず
ゼノフォビア・ヘイトスピーチ・レイシズム 呼称が増えてゆくばかりです
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蜻蛉
ただいまと聞こえた声に嬉しさを隠し切れずに満面笑顔
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詠み人知らず
紅葉の 五重塔を スケッチする人それぞれの 絵の具の色か
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詠みふみ
ミンティアとフリスク交互にひたすら舐めている 液晶向き合う寡黙な我は
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笑能子
万象は総て見通すものである揚げた刀のその錆さえも
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詠み人知らず
死の恐怖間近に置けば人生を大切にする人の身勝手
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詠み人知らず
笑点の台本ママの下げにさえ 拍手で笑う吾はお人好し
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日向猫
いつの間に陽射しは武器に変わるのか朧な春を置き去りにして
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さとさ
憧れて止まぬその地はまだ遠く今日も一歩を踏みしめるだけ
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あき
ネモフィラの丘をジグザグ登ったらうっかり空を歩いてました
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