俊昭のお気に入りの歌一覧
あまおう
夕闇に真一文字に列車過ぎ余韻も残さぬきみのサヨナラ
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五穀米
絵葉書の浴衣に萩の花描いて暑中見舞いをお送りしたく
9
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紫苑
一歩づつかたへに寄らむ恍惚のまなこをピグマリオンと名づく
5
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風蘭
洗われた時の流れにシーグラス今日のひかりを淡く透かして
23
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もなca
梅雨明けを待ち切れなくて波打ち際麦わら帽子が駆け出している
14
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五穀米
黄金の光畏れて進まれぬ神の前にも汝の隣りにも
9
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桜園
水やりを終へたる庭で仰ぎ見る暗き夜空に星影ひとつ
23
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詠み人知らず
はし鷹の目にもあやしき迷宮は希死念慮の華に埋もれて
14
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あまおう
宵の口恋の火花が散りそうな音の遅れる打ち上げ花火
16
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恣翁
長き脚で 体支ふる盲蜘蛛 ロボットのごと 揺れ歩きたり
19
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光源氏
闇の夜になくなる君が影に添ひせめてしづくにならましものと
15
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詠み人知らず
白南風に 急かされるごと 蝉の音の 盛んに響く 儚き命
15
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詠み人知らず
ひさびさの花のいろ葉はなほなほに家に帰りてなりをしまさに
15
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詠み人知らず
かけちがひ道なき足にせぶり川知りもす世泣き知らぬ世ぞ幸
13
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詠み人知らず
問ふ瞳 なんに見やふかいれやふかそれでも君は背向け去るのか
10
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詠み人知らず
幸あれと ややこと遊ぶ千羽折り子は母育む時の幸なり
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詠み人知らず
焦がれとも花もかさねず燃ゆる人こころの沼に蔓草生ひけり
14
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五穀米
X線白く遮断しわが背骨健康と言う範疇にあり
4
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光源氏
夜に漕ぐたたへる波の鵜飼ひ船いざる火明かす時のまれびと
11
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もなca
たっぷりとお日さま浴びて赤くなる庭のトマトが輝いて夏
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