きたの小町のお気に入りの歌一覧
遠井 海
単純に見えてあたしは多面体 何でもわかったつもりになるな
14
もっと見る
紫苑
身にはたくシッカロールのさらさらと湯上がりの子は大の字に立つ
10
もっと見る
恣翁
感覚を忘れて 独り中天に 真白き雲の吟を味はふ
14
もっと見る
もなca
炎天に涼をもとめて水打てば濡れる素足も心地良い午後
9
もっと見る
詠み人知らず
お父さんここのお寿司は止まってる まわす機械が買えないんだね
10
もっと見る
詠み人知らず
母の名は海、父の名は空と聞く。かなしき庶子の目は月を恋ふ
14
もっと見る
みやこうまし
風雨去り親より離れ銀杏の未熟な小玉樹下に散りたり
9
もっと見る
詠み人知らず
太古から湖に降る銀の月 さざ波に乗り砂に寄せ来る
12
もっと見る
恣翁
待つ人の来たらず 杯に月浮かべ 酌めば香れり 茉莉花の風
31
もっと見る
河のほとり
憂きことの多かる世をばよそにして風となりてぞ空にありたき
11
もっと見る
しづく
今日もまたカーテンあけるときがきてうつむいた頬てらす太陽
2
もっと見る
沙羅
おそらくは眼下に広がる海原の満ち引きのごと傷をなであう
10
もっと見る
ゆうくん
夏来れば 海は萌黄の 色になる 赤い果実が 昇るその日に
1
もっと見る
海生ろらび
雲を食ひ空を征すは夏の子ら集めし夢も虫かごの中
7
もっと見る
芳立
風といふ薫りを知つて中間の試験範囲はキスまでにする
9
もっと見る
浅草大将
晴れてるぜ今日は洗濯しろたへの衣ほしても雨は降らねえ
27
もっと見る
詠み人知らず
相聞の 覚え懐かし 春つ方 片割れ月に 花散らす雨
18
もっと見る
紫草
髮のふさ夫ゆづりの曲見せて机に伏せる息子ゐる夜
22
もっと見る
光源氏
御見舞いをしていただいて有り難う息子と判らず話す我が母
26
もっと見る
まるえふ
意識すな己の歌を貫けよ溢れる言葉それが全てだ
21
もっと見る
1
|
2
>>