よろずはの人のお気に入りの歌一覧
ケンイチ
届かざるものと知りゐて月光の街にさ迷ふ風の残響
14
もっと見る
浅草大将
咲きそめにはやも秋こそやどるらめひかり涼しき朝顔の露
19
もっと見る
光源氏
闇の夜に君にそ告げむ山鳥のいかでかしるす戀のゆづるは
13
もっと見る
桜園
蜘蛛の巣を払えば樫の枝間より蝉声たてて飛んでいくなり
16
もっと見る
更紗
ゆらゆらと小舟のやうに漂ひつ 戀は流るる 時の波間に
2
もっと見る
もなca
梅雨明けて我が世の春と鳴き出した蝉もとまどう雨の冷たさ
18
もっと見る
詠み人知らず
いにしへの海へとむかふ夢路ふむ名もなき馬とみちゆきの空
15
もっと見る
詠み人知らず
露とおく霧にも花は散るからに力まかせに吹くな山風
23
もっと見る
桜園
梅雨明けのむしあつき風運びくる實りはじめし稻の匂ひよ
24
もっと見る
光源氏
身をまかす時の流れのうつろひにたれや知るらむ深き想ひを
175
もっと見る
光源氏
とめどなく涙をさそふ君が影我がなぐさみも空しく響き
11
もっと見る
光源氏
心なき色を放つや橘のあはれを誘ふほととぎすかな
11
もっと見る
葡萄
あけ給へ東雲の風めづらかに君がひと日の息吹きと愛でむ
18
もっと見る
風蘭
笹の葉の数より多い短冊の願いがみんな叶うといいね
32
もっと見る
小淘綾
去りゆかむ年をかぞへて君追はば 暮れゐそぎたるやこゆるぎの濱
7
もっと見る
あき
伊耶那美の呪いが今夜解けたからその腹の子はもう生まれない
5
もっと見る
おち象
くにからの みちのしるへに したかへは あかぬよはなし ここはひのもと
7
もっと見る