bpm910のお気に入りの歌一覧
ことほぎ
久方に鯨の唄を丸呑みて 徒然忘る九十九の記憶
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ねこめ
カッコいいやつはたいてい悪いやつもちろんブスの理論だけれど
7
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鹿男あほでよし
マジメとは世のバカたちとバカなことをバカと思わずやれることです
5
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紫草
陽だまりで手足萎えたる義母を負ひ 黄金銀杏に頬も染まりて
11
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かぐら
血流の中へと雪をふらせつつ君の不安を消すハルシオン
6
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弥生御前
気の抜けた コーラの味は淫らです 情事の後の けだるさに似て
7
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あげあし
サヴォーリン きどって読むとソビエトの詩人みたいになる砂防林
10
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たんぽぽすずめ。
裸では生きれぬけれど作業着を汚して笑うぐらいはできる
13
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骨池
あの頃の ぼくらの夢を 供養する 未来はきみの スカートの下
7
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まるえふ
道を逸れ山道歩く線香とカップ酒持ち寂れた墓地へ
43
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紫草
ゆつくりと面をあげたる老人は 眞白き睫毛でバッサと瞬く
5
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ゆみうさ
鉄棒の匂いが好きなおとうとが急に泣きだす夕暮れの坂
11
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詠み人知らず
胸元をじつと見つめる我がゐて携帶に沈む君はマンボウ
1
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浅草大将
だれもみな同じ校舎で学びつつ違う窓から空を見ていた
55
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栞(しおり)
本当に今日で地球が終わるならあたし一生バージンなのか
3
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一
暖かい秋の日差しを浴びている解凍してる鶏ももの側で
2
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やぐるま
ハルシオン手放せぬ父の書斎から調子っぱずれなHELP!が漏れる
9
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詠み人知らず
よわいやつがいるのがわるいとつぶやいて吊り革にぎりしめてる子ども
3
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ユー郎
娘らは懺悔のあとのかき氷舌赤く染め舌青く染め
3
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まるえふ
この瞬間返す言葉を探してる君が一番傷つく言葉
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