諏訪真のお気に入りの歌一覧
紫苑
いづくにし君聞きつらむほの赤き光したたる月の夜語り
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七色コイン
詠むことが辛いんじゃない辛いから 詠めると思えそこで泣くなら
26
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三沢左右
濃Blackの珈琲満たるCupにも桜一片浮かべたき春
15
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恣翁
津波去り 廃墟の夜は 水底に 眠れる森のしじまに 似けり
33
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三沢左右
稲妻の姿の枝に閃光のごとき花弁の桜を夢む
18
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もなca
満開の桜あなたも見てますか あの日と同じほんとに綺麗
12
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七色コイン
最後にさこう言ったんだ我が父は ありがとうって最後の息で
15
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風蘭
花見頃八重の桜と逝きし父あの世で宴三昧だろうか
23
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浅草大将
まな裏の涙にかすむふるさとが花のながめを何にたとへむ
16
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芳立
血のいろを知らぬ言葉よ福島をカタカナ書きに屠る賢しら
8
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みみ松
この月にこの和を知るは神様の思し召しやと無宗教でも
9
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光源氏
わくらばに問ふ人あらば敢へて問ふ無相の月に色はあるかと
11
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三沢左右
掃いて捨てられる言葉と人間は掃いて捨てよう宇宙のために
7
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光源氏
日の御影定めまつりてかがやけり三笠の山に月も寄り添ふ
8
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光源氏
ひそやかに見え隠れする君が影心のままに月を愛でまし
49
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紫苑
ふらここもやまひ伝染ると避けられし遊廓の子の差別ふたたび
18
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浅草大将
民思ふこころのなどかやすみしし吾ご大君ぞ人にしませば
8
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山桃
祈りゆく行雲流水ひとの身のはかなさ凍みて春の雪降る
17
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御崎 耕
醜さに酔うな弱さに溺れるな昏き言の葉詠うのならば
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山桃
桜花咲き出すそぶりに明らんで夕べ淋しきこのなずな花
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