あきのお気に入りの歌一覧
工藤吉生
セーターに象が並んでいたこととそれらが同じ向きだったこと
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工藤吉生
労働をしない日じゃなく、もっと、そう、全身全霊休みたいんだ
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金糸雀の君
語る背に心の息を吹きかけて時がくるまで花が咲くまで
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うめ
教科書に書いてないこと本当はそれが知りたい頬杖の午後
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うめ
思いきり髪を短く切ったのは「ただ春だから」それだけなのよ
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たかなしゆり
「恵方巻き予約でポイント貯まります」一番早い春の訪れ
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たかなしゆり
人生を八十年と仮定する たった三年恋してただけ
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たかなしゆり
ありふれた苗字に生まれていたならば名前で呼んでくれただろうか
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矢車菊
本当と嘘のあいだでいつまでもぼくはブランコに揺られていました
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たかなしゆり
自転車を押して並んで歩いてる いちょうは黄色いもみじは赤い
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雨こんこ
次生まれ変われば二人アメーバになって君から生を受けたい
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雨こんこ
結婚の知らせがやたら多くって幸せ祈る(フリをしている)
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雨こんこ
めいっぱい開けた窓から春風を御招待してランチにしよう
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雨こんこ
磨りガラス通して星は見えるかい窓辺の歯ブラシ一本ぼっち
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雨こんこ
不意打ちの「あーん」をされしチョコなれど甘さに揺れたりなんかはしない
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矢車菊
花びらも 涙も 雪も ひとつずつ ひとひらずつが 歌になります
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詠み人知らず
飛び立たぬ鳩がほろほろ通過する 土曜の朝の 広場の煙草
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ゆりこ
昨日より今日 今日よりも明日 もっと君が好きです 春 夏 秋 冬
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あふひ*・○・*
濃紺の宙には下弦の月ひとつそういやいつも居てくれたっけ
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前田沙耶子
笑ったり手を繋いだりするためにマスクの中に置いてきた呪詛
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