kayaのお気に入りの歌一覧
紫苑
ゆふぐれの溝にしろき星のごと叢がり咲ける沢潟の花
24
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恣翁
氣を詰めて 身をば捨ててぞ 打ち込める 面を外せば 爽快な汗
36
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浅草大将
天の河瀬音も絶えしふゆの夜は凍りて落つる星のしら滝
17
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薫智
くちびるを噛みしめ泣くのこらえてる頭を撫でて「泣け」とうながす
20
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光源氏
青空に香りただよふりんご畑しのびがたきの時を交えて
21
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光源氏
さびしさをいやす湖畔の旅の宿ひとり佇む白きたそかれ
17
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猿ノ丞狂介
床に伏し鶴を折りかく病み人に漏れくる雨を氷嚢にして
7
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光源氏
覚えなく野辺の送りはかなしきに添ひて吹きやる葛城の笛
12
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浅草大将
恋ひ渡る人づま橋の危ふさに揺れつゆられつ踏み外す道
17
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光源氏
耐えしのぶさむき思ひの衣手にかすかに照らす冬の夕月
23
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詠み人知らず
蝉しぐれあしたは秋と知るべきかしらす雲浪染むるゆふぐれ
32
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浅草大将
閨ふかく君を嗅ぐ夜になど香る偽りばかりみつこの匂ひ
18
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光源氏
夜を重ね君が便りに涙雨心つくせど泡沫の夢
15
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芳立
迷ひつつ生く世に証す人しあればわがゆく道もかひはあるべし
12
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螢子
あの人を今も恋するうつむいて縁なきこと思う春の日
16
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浅草大将
背の低きあわだち草のむら咲きて昭和は遠し工場の跡
25
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綿花
終わりなの?そのひと言が聞けなくて黄色い線の内側で待つ
11
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猿ノ丞狂介
雨の漏る冬の借り家におく霜は貧乏神の涙なりけり
6
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芳立
遠目だに恋しかりけりたえて見ぬかげにしあらばなほぞ焦がれむ
12
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山桃
わが夫は美男で有能浮気せず金も使わず気も使わせず
24
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