千鴇のお気に入りの歌一覧
光源氏
夕されば影をしのぶるほととぎすかへすがへすの露のいざなひ
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只野ハル
夕暮れに蜩鳴けど小夜更けて虫の音聞けど猛暑日の午後
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光源氏
思ひつつも寄せにし歌の数数に隠れし人を忘れたまふな
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光源氏
散る花は月にまがへて消えやらむ見し面影は惜しまれぬまま
6
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光源氏
今宵聞く八聲の鳥のかなしさよ名殘はつきぬ山ほととぎす
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ほたる
ひらひらと紅い金魚が遊んでるガラスの壜の冷酒の甘さ
10
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光源氏
幽かなる思ひをつづる短册にいさよふ月は色を失ひ
8
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トーヤ
伸ばしたら掴めるような気がしてたもうすぐ七時青空に雲
10
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あそびくも
松風に潮騒さわぎ胸騒ぎ焦がる胸火を月船に乗せ
12
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元円
パレットに青のチューブを絞ったら筆にふくませ夏空を塗る
3
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月澄
天架ける 流れ幽かな 琴の音に 願い言の葉 短冊に秘め
4
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ケンイチ
あけぼのを道づれにゆく鉄道のブロンド越しに薄紅の湖
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詠み人知らず
遙かより 呼ばるる声が したよふな 愛逢月(めであいづき)の夜の空耳
13
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月澄
鳴る風の 呼ぶ声揺らす 行間の エンドロールは 夜に紛れて
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薫智
繋いでも元通りにはなれなくて今のぼくらはつぎはぎだらけ
5
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舞
夏空も梅雨の置き行く雲厚く風ひと吹きを待ちて見上げる
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詠み人知らず
宇宙(そら)を詠む 君の横顔 懐かしく 七夕近し 星を見上げる
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在原紀之
星空の散歩をしようと繰り出せば岸辺のあなたを焦がる星と星
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雪月花
三日月に己の心投影す 再び満ちる夜に焦がれて
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詠み人知らず
緋色燃ゆ 夕陽を覆ひ 隠すよに 紫苑の幕を 閉じる落陽
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