サセボのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
わが友は若き娘を亡くしたり喪中はがきに胸の痛みて
14
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もなca
散らかった思い出たちを整理して背すじを伸ばしたくなる四月
29
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三嶋
ヒーローの変身ベルトねだってた君も 今では黒帯初段
19
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まるえふ
たまにはね自分に優しくしてあげていつも頑張り過ぎてた君へ
3
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まるえふ
サタデナイ戦に敗れた午前五時野郎三人牛丼かきこむ
2
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詠み人知らず
遠くまで青のいななき聞こえたよ転んだだけだよ大丈夫だよ
6
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貴妙法師
オリオンをひと睨みにし おおいぬの牙に輝くシリウスの星
6
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羽
ほんとうの痛みは歌に詠めなくて過ぎたかなしみばかり振り向く
37
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銀ねず
もやもやなそれは私を統べていて たかが月夜に泣かせたりする
22
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在原紀之
歌よりも学より解せぬものと言はば想はむ人の心の内なり
8
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ふきのとう
「きをつけて」幼な見送る声がけに「はい」と応えて暗き道帰る
13
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詠み人知らず
泣きべその顔ごと包みおまじないぎゅっと抱きしめ「元気になぁれ」
9
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じゃこ
君(またはなるべくかっこいい男子)、聞いて。うち今日めっちゃ泣いてん。
30
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御崎 耕
醜さに酔うな弱さに溺れるな昏き言の葉詠うのならば
55
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詠み人知らず
ありがとう笑顔輝くお弁当仏頂面の思春期なれど
11
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舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
156
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垂々
さびしいのは涙腺がぶち切れるまで泣けばひとりで立てそうなこと
25
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詠み人知らず
腕まくりモグラを叩く鍛冶職人売ってはならぬ職人魂
3
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あんて
10代の端くれだから今はまだ思春期なんだと言い張ってみる
4
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あんて
「きみ天使?」背中を撫でて問いかける肩胛骨が翼のようで
6
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