紫乃のお気に入りの歌一覧
Chico
驅け落ちぬ ふるへふふまる物陰で絡みあつてるふたりのしつぽ
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灰色猫
永遠が もしも地球に あるのなら 生命育む 母性かもしれない
31
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舞
愛しけやし青葉の風が早乙女のスカートの裾靡かせて吹く
9
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あまおう
前線とあいさつ程度の返信に なかなか雨が降りやみません
22
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垂々
泣ききってもう大丈夫な空にいる紙ヒコーキは雲を引かない
7
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あまおう
春になる境界線がないことを踏まえて恋を説明しなさい。
43
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詠み人知らず
朝が先?それとも夜が先なのか 昼寝しながらつまらぬ思索
12
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詠み人知らず
花嫁は夜汽車が嫌い捨てられぬ 過去を纏いて彼方へ嫁ぐ
15
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芳立
夕こりのとけぬ乙女のからころも裾ふきかへせ春の疾風よ
7
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falcon
あらし吹きさからひ折れし枝先の蕾のあはきうす紅のいろ
16
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光源氏
初戀はあさき夢見し酔ひの春浮き寝の鳥は今日も濡れゆく
12
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あかつき
寂寞の波が押し寄せ心臓がキュッと窄まる そんな感覚
6
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杜若 撫子
「かなしい」と書けば「愛しい」になる国で感謝に満ちた幸福の日々
4
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やんや
さみしさという虫がいてぽっかりと林檎に穴を空けてしまった
8
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由良
私は笑っていよう いま君に あげられるのは それしかないから
4
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紫草
賑やかな通りを過ぎて帰路につく待ち人の在る家の恋しき
23
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もなca
舞いおりるひかりのささやき風のこえ今日も生まれるあたらしい歌
24
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あまおう
喩えれば月の雫が一重ずつぼくの水面に奏でる何か
20
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詠み人知らず
仕合せは忘れた頃にやって来る そう信じなきゃ生きてゆけない
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やんや
悲しさがホットミルクに溶けていて訳知り顔で膜を張ってる
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