緑里のお気に入りの歌一覧
有馬要
火をくぐる ライオンを見て 息のむ貴女 吾らのようだと ささやき笑う
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北上 詩迷
別離とは太陽と月 祖父はただ 有史以前の水泡に帰す
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鹿目ゆい
逃げろ!飛べ!我が物顔でやってくる明日に脳髄喰われる前に!
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灰色猫
よく熟れた無花果のごと柔らかき我が心臓を君は掴めり
22
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灰色猫
もっともっと好きに壊していいんだよと卵の黄身が絶命しました
16
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あんて
この胸を墨の香りで満たしてた あの日の僕らは大人でなかった
10
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富鴨
君だけは笑って生きて欲しかった 星のかけらとアノマロカリス
8
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山田美弥
みんなただ一生懸命なのにまだ世界平和は訪れてない
7
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影間
独りでも祈れる夜があるように全てはゆっくりつくられたのよ
12
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工藤吉生
遺伝子というツブツブのクネクネがオレの体にあんの? どのへん?
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れお
細胞のレベルで恋した僕はもうスキップしちゃうくらい別人
9
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キタハラ
野良猫にだってプライドくらいある ばいばい あんたもしあわせになれ
13
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キタハラ
コンビニで売っているのは愛じゃなく0・03ミリの孤独だ
17
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竹本未來
体内の銀の欠片が震えてる 神様これが魂ですか
7
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田中ましろ
あんぱんと孤独症候群のある部屋に足りない栄養素 君
9
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田中ましろ
もうきみに恋をしないと決めた日のブラックコーヒーブラックコーヒー
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凍
虐待と死刑の載った新聞を敷いて障子の張り替えをする
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光源氏
宿り木の名こそあはれと思ふればむかしをしのぶ君が殘り香
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はな
こんなにも広い世界でただひとりわたしはわたしで泣きそうになる
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詠み人知らず
悲しいということにして悲しみの歌を歌ってもう気は済んだ
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