飯田彩乃のお気に入りの歌一覧
まるたまる
恋人は時々乳首を啄んで羽を休めて南へと去る
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まるたまる
笑えって言われても曇り空だし笑えって言われてもひとりだし
16
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さとうはな
ぼくたちは北天に立つ二重星 さまようときも手をつないでた
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浅草大将
ゆく冬に手向けの梅の咲き初めて春の香りも淡雪ぞ降る
22
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げしゅと
カチカチと堂々巡りを繰り返す時計の針には後悔がない
2
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ライテウ
ああこれが最後の夢か最後まで公衆電話をでられなかった
5
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シュンイチ
ごめんねの合図できみを好きだったころの放物線をなぞるよ
13
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ライテウ
いれものが壊れるころに墜ちる星ふたりはきっと知らないけれど
6
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さとうはな
さよならを開いてみたら鳥でした 白くて少し傷んだ羽の
21
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ライテウ
真夜中にグリコーゲンが足りなくて準特急に乗れない二月
1
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さとうはな
水色の鳥 胸に飼うあのひとは ふたりでゐても淋しさうです
18
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在原紀之
強がりて恋にあらずと認めぬはその心こそ「恋心」なれ
46
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たえなかすず
海沿いの駐車場だけ混んでいる あなたの秘密も似たようなもの
6
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詠み人知らず
むらさきの花にくれなゐたちにほへ君ゆく春の風のかたみに
21
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ライテウ
くだんないことだけ言えばいい夜に森では野生が生まれては消え
3
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垂々
びしょ濡れの好きが詰まった日記帳 百葉箱にさしこめば 雪
24
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御崎 耕
辞書を引くどんなに些細な言葉でもまた出会う日に名を呼べるよに
16
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垂々
君なりの愛情とやらを聞いていた 白いトイザらスのレシートと
29
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薫智
「またね」って確証のない約束が僕らを繋ぐまた雪が降る
27
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悠々
うたかたの戀こそよけれ朝(あした)には消へて跡なき雪こそよけれ
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