うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
うすべに
西空の雲の切れ間の夕照に 踊る雨粒きらきらひかる
0
もっと見る
-
兎桃
丑三つとなればさすがに気は冷めて東の空にオリオン昇る
3
もっと見る
-
継海
青もみじ 葉先くすぐる白き花 いつしか紅に染まり候
5
もっと見る
-
うすべに
しんみりと虫の音まさる夜半の空 秋告げるのか遠い稲妻
6
もっと見る
-
痴光山
数独の完成間近にまたもポカ 他人に当たれぬ老い進みたり
5
もっと見る
-
うすべに
澄む空の秋の気配のかなしみに ひたる間もなく日傘の影に
7
もっと見る
-
痴光山
秋猛暑咲き切れぬ朝顔はつらかろと 指にて開けば裂けて仕舞ひぬ
4
もっと見る
-
へし切
日めくりを捲れば九月 秋の空のはずだが 夏は居座りており
8
もっと見る
-
海野 冬雪
暴君は辞さぬものなり国民の信任無くせど、暑さの話し
2
もっと見る
-
うすべに
かたむいた月も暑さに疲れ気味 虫の音たえてエアコンうなる
5
もっと見る
-
兎桃
稲の花二百十日に咲きたれば田に水入れて肥ゆる実待てり
3
もっと見る
-
こくんと
ミニトマト そのわきに咲く 朝顔の 風に揺れたる 青色の星
4
もっと見る
-
へし切
八月の尽きる日中は猛暑日に夜鳴く虫の弱げなる聲
7
もっと見る
-
継海
いちばんに夏を迎へし朝顏が 重き辭典の中 夏を終ふ
7
もっと見る
-
凌霄花
朝露に 光る蜘蛛の巣 誇らしげ 見れば二つ三つ 小虫の捕獲
10
もっと見る
-
こくんと
後ろ髮 梳きて結ひ上げ 行く夏を 偲ぶる朝の 日はまだ暑し
4
もっと見る
-
こくんと
風涼し 緑の川辺 灰舞つて むせて待ちたる 塩燒きの鱒
6
もっと見る
-
うすべに
聞きなれぬ声のかぼそい熱帯夜 暑い空ゆく名も知らぬ鳥
5
もっと見る
-
痴光山
秋なるや朝光溢るる畦道に 夏草残るもみどり褪めゆく
6
もっと見る
-
ふわり
仰ぎ見る我と目が合ふ向日葵や殘暑に俯く 晩夏の午後
5
もっと見る
