三沢左右さん
のうた一覧
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五色立ついらかの滝を呑み込みて火立ち昇れる龍となりなむ
平成二十二年四月二十八日
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折句ですが、素直なものになりまし...
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夕空に細くかたぶく茜雲 隠れ坐す日をゆび指すがごと
平成二十二年七月五日
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すらりときれいな指ですね。
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今様の懐紙か携帯の妹への絵文字一条の歌
平成二十二年七月八日
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さらりと懐から出して、いろいろ使...
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伊達男 雲に涙を隠したり「カッコイイとは、こういうことさ。」
平成二十二年七月十八日
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宮崎作品・ジブリ作品歌第二段。 ...
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涼やかの宵を纏へる望月はなど薄雲の袖を濡らしつる
平成二十二年七月二十五日
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今宵の月ぞ雲ににじみて、泣ける風...
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折り返し返して折られ飛び立てり紙飛行機のイマジネーション
平成二十二年八月六日
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そんな感じです。
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午後の町の差したる青に縁取られゆらとただよふわが心かな
平成二十二年八月十七日
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さすがにこの暑さには驚きました。...
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何よりも幸せな夢だったから、腫れたまぶたで「醒めてよかった」
平成二十二年九月四日
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まあ、夢でなくても、わりかし幸せ...
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この夜の時一刻を刻みゆくアール・クルーのアルペジオの粒
平成二十二年九月十一日
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音一音をかぞえれば 眠れるだろう...
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独り寝の正月ありて指先は耳たぶを探る いざ春よ来い
平成二十三年一月二日
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http://utanowa.n...
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君と歩く帰り路の月はづかしくしのぶ思ひはあらはとなりぬ
平成二十三年一月二十四日
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君と行く道を長路にあらせばや
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真夏の夜マナーモードの携帯に明るい声で残る伝言
平成二十三年四月二十八日
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伝言って、どう聞けばいいのか困り...
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文庫本 頁のふちを焦がしつつ神保町の隅に古りをり
平成二十三年十月三日
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twitterで、古書店について...
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月見れば同じき夜を過ごすてふ君がことばぞたのめたりける
平成二十三年十月九日
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同じき月を見る人に 同じき光と...
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烏 ああ と鳴きをり今日の寒き日の灰の空には染まであらなん
平成二十四年二月二日
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烏黒かり 雪をその身にゆるさじと...
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玄関に片足で在る靴、僕を待つでなくただ片足で在る
平成二十二年五月二十七日
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意味のあるものから意味を取ったら...
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微かなる二十重の声も委曲かに長夜に綾の草の間の虫
平成二十二年六月三日
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蛙が鳴く季節になりました。 何...
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目薬の冷たきに目を固く閉ぢ昨日の涙の熱きを思ふ
平成二十二年六月二十日
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冷蔵庫に目薬を入れるというのは、...
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乱れ落つる雨音のごとジャコ・パスの散りて綾なすま低きリズム
平成二十二年七月十日
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ウェザー・リポートにも在籍したベ...
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空蝉を深く沈めし夏の雨 琥珀まだきも雨の町色
平成二十二年七月三十日
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雨の中見た同じ抜け殻は、驚くほど...
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