芳立さん
のうた一覧
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あさてとも聞けどつぼみはなほ細き桜の枝をぞ疾風せかする
平成二十二年三月二十一日
7
東京の開花予想日はあさってらしい...
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奥飛騨にえやは筑波の客人はかくも知らじな萌ゆる春日を
平成二十二年三月二十一日
4
本歌、藤原実方「かくとだにえやは...
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カンダタにこころありせば糸のぼる罪人あまた天に満たまし
平成二十二年三月二十一日
7
芥川龍之介「蜘蛛の糸」。あれは典...
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いそのかみ降ると聞く砂よひ越しのあらぶる風や洗ひ去りぬる
平成二十二年三月二十一日
7
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過ぐしゆく末までなれら目なれなむ軒のすきにも巣なせやすずめ
平成二十二年三月二十一日
4
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きらめきの水のわたりに漕ぐ袖のひちぬや月のしづくこぼれて
平成二十二年三月二十日
9
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舵絶えばながるるままの恋の舟なみたのみてぞ岸をたづねむ
平成二十二年三月二十日
6
「流るるまま」「泣かるるまま」 ...
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にんじんはみのりを得ざる春彼岸ましてごばうのささがきは見ず
平成二十二年三月二十日
5
人身は御法を得ざる春彼岸まして御...
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梅の香になほ酔ひながら夢うつつあさくさめつつ春彼岸かな
平成二十二年三月二十日
8
パピヨン様よりいただいたお歌への...
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少年のくさめに笑ふ少女子もくさめなす路なづなくすくす
平成二十二年三月十九日
9
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かすみたつ春はおぼえぬ暁ををかしをかしと鳥の空音か
平成二十二年三月十九日
6
よく考えてみたら、漢籍に通じてい...
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燃えさかる家にたはむる吾が耳は聞こえど聞かず御親の声を
平成二十二年三月十九日
6
「三車火宅」(『法華経』)
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天乙女くるは三年か百年か知れずもさだめ待つは春なり
平成二十二年三月十九日
8
五劫のすりきれ。
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青に青の黄に黄の光ある道のたづねを休むけふは桃かな
平成二十二年三月十九日
9
「青き色には青き光、黄なる色には...
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野に花はあるべきやうを知らずともあるままに咲きあるままに枯る
平成二十二年三月十八日
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「自然法爾」。難しい主題でありま...
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はるの風海より山も越え来なば我をまつの葉ささとこたへよ
平成二十二年三月十七日
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「春」「遙」 「待つ」「松」 ...
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とまどはば花の鏡にささなみの寄るに底見よ蓮の思ひを
平成二十二年三月十七日
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八十年に見聞くは宇宙のひとつぶの地にこそあれ春は花咲け
平成二十二年三月十七日
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とりがなく東京の春高輪の杜の浪士を訪へやうぐひす
平成二十二年三月十七日
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仲間うちでは「たけなわ」を「高輪...
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「どうだつていいわ」と君が言つたからけふもあしたも何か記念日
平成二十二年三月十六日
9
本歌、俵万智。 ツンには記念日...
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