芳立さん
のうた一覧
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夢なんて見ないと決めるため息を刹那に斬つた流星一矢
平成二十二年五月十八日
11
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わかくさの新しの衣はわれならぬ音まつ夏の色と知れども
平成二十二年五月十八日
10
「わかくさの」は「新」等の枕詞。
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さかりには咲きにほひ散るさくらばな酒も情けもさこそ沁みざれ
平成二十二年五月十八日
15
浅草大将様の「先あれば」に便乗。
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うまさうなクロワッサンをつかめずにおあづけ食らふこがね夕星
平成二十二年五月十七日
11
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来ぬ人をまつ風わたる円山のふかきに恋の火をあふりつつ
平成二十二年五月十七日
11
「待つ」に「松」を掛け。 渋谷...
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あゆみゆく身こそ憂けれとたふるともふる御光の尽きむよぞなき
平成二十二年五月十七日
13
昨夜、吾より二つ三つばかり若き僧...
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こんな夜も時間通りにザーザーと試験電波をふらせやがつて
平成二十二年五月十七日
11
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朝な朝なあさき夢にもあさがほのあざはり恋ふる君が黒髪
平成二十二年五月十六日
17
「あざはる」= 絡みつく
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愛人でいいと言はれて喜べる男は馬鹿か狡猾なだけ
平成二十二年五月十六日
11
女が狡猾な場合、男が馬鹿。女が馬...
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咲きわたるれんげ薫れりあかねさす君が摘みつつ返り笑まひし
平成二十二年五月十六日
10
昨日の「夏来なば」と同じく時間を...
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雨の夜の渋谷で会つて原宿へ傘もささずに行けばびしよ濡れ
平成二十二年五月十五日
12
さらにそのあと赤坂、高輪、乃木坂...
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夏来なば思ひみだると卯の花ぞまだき咲きぬる君は詠ひき
平成二十二年五月十五日
9
「卯」に「憂」を掛け。なお、四句...
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葛飾の岸に鳥どもつがへればはるかに汝はたれを思ひけむ
平成二十二年五月十五日
11
「かきつばた」というとどうしても...
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なつごろもひとへにかくる月かげの君をみぬまに袖ぞひちぬる
平成二十二年五月十五日
12
「なつごろも」は「ひとへ」等の枕...
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卯の花のふふめる朝にほととぎす咲くと知りてや来鳴き呼ばるる
平成二十二年五月十四日
14
本歌、大伴家持「卯の花の咲く月立...
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辻々にさしいづる火もあるものをとりもせでゆく恋の闇路は
平成二十二年五月十四日
15
光源氏様よりいただいたお歌「うば...
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はねずいろのうつろひやすきなさけびを墨にとどめむ神の歌もが
平成二十二年五月十四日
12
光源氏様よりいただいたお歌「しづ...
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風かをる狭山の丘に暮れゆくは縷々とうたへるまがひなき日よ
平成二十二年五月十四日
14
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かざぐるま前の歌こそ美しけれ類をなさむもまねぶかたなし
平成二十二年五月十四日
10
何じゃこの歌。
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かにかくに夏をまつばら九十九夜泣き霜おくの細道の宿
平成二十二年五月十三日
6
日光街道草加宿松原。 気温が低...
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