恣翁さん
のうた一覧
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萬歳の鼓聞こえて 羽子を突く着物の袂 翻りけり
平成二十八年一月二日
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居残れる 歳を越えぬる星々も 日の出に消えむ 一つ一つと
平成二十八年一月一日
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この暮れに 我が家訪ふ徒と杯交はす 落魄れたるはお互いさまぞ
平成二十七年十二月三十一日
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歳晩 身 何にか託せむ 燈前 ...
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片袖を前歯で上ぐれば 乱れたる衣紋に 豊かな乳房仄見ゆ
平成二十七年十二月三十一日
19
お便りをいただいた歌人の方に、...
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昭君の望郷の思ひ 玉と凝り 苔むす枝に梅花と化しけむ
平成二十七年十二月三十日
19
苔むす枝に玉を綴り ・・・・・...
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彼の面向き ゴイサギ 艫に 頬被りすがに虚けて翼休めり
平成二十七年十二月三十日
13
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掌に止まるタテハの翅の息すがに 少女は展く 文庫の本を
平成二十七年十二月二十九日
20
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あたふたと 白き食パン銜へつつ 靴を突っ掛け 吾娘の出掛けつ
平成二十七年十二月二十七日
17
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束の間の仮初め臥しに 君見しを 夢とけしなく思ひ初めけむ
平成二十七年十二月二十五日
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うたたねに 恋しき人を見てし...
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枯れ芝の 針のごとくに灯に光り 踏めば 乾きし音を立てけり
平成二十七年十二月二十四日
16
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暖房の効きたる部屋に入る外気 柔らかき針 頬を刺しけり
平成二十七年十二月二十三日
13
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寒月に 骨ばかりなる木立越え 禊しつがに星の冴えけり
平成二十七年十二月二十三日
18
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羽子板の羽二重の頬に 針刺しし幼心を懐かしみけり
平成二十七年十二月二十一日
12
羽子板の羽二重の頬 なつかしむ稚...
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稽古着の藍に 夕日のほんのりと色差し 面に紫に映ゆ
平成二十七年十二月二十日
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本日の稽古納めで、稽古の相手を...
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シンシンと鳴る鉄瓶ゆ 魚のごと無表情に 白湯 湯飲みに注げり
平成二十七年十二月十九日
23
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緩みたる肌を張らせし冷気こそ 吸ひ込める肺 蘇生させけれ
平成二十七年十二月十九日
20
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淀みより 頭を出せる杭の辺に 魚影も見せで 細波の巻く
平成二十七年十二月十六日
23
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郎女は 呼吸弾ませてしがみ付き 吾を 露零す花弁に包む
平成二十七年十二月十五日
16
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撃鉄の空撃ちの音に 熾りたる炭火の灰の 崩れ落ちけり
平成二十七年十二月十三日
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戦ぐ蘆に艫隠るれど 水押し見え 冬の苫屋に炊煙の立つ
平成二十七年十二月十三日
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