恣翁さん
のうた一覧
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山際に 日暮れは 沼に礫しを投げつがに 波広げゆきけり
平成二十七年十一月二十八日
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剃刀の冷たき光に 瘋癲のごとく 鏡の我 微笑めり
平成二十七年十一月二十六日
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よく切れる剃刀を見て 鏡をみて ...
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軒下に垂れたる 白き暖簾より洩るる灯ぞ 糸雨照らしける
平成二十七年十一月二十五日
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気兼ねして 静かに俯く 痩せし背の 長き月日の旅思はせぬ
平成二十七年十一月二十五日
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笧に つれなき霜に血を染めて 流れもあへで 紅葉堰かれつ
平成二十七年十一月二十四日
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水郷の葦に 秋霜下りながら 寒月 君を千里照らさむ
平成二十七年十一月二十三日
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水国の蒹葭 夜 霜有り 月寒く...
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薄霜を帯びたる濡れし軌条こそ バラスの群れの上に佇め
平成二十七年十一月二十三日
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薄霜を噛みて凝りたる竜胆の 日の射すままに 瑠璃に綻ぶ
平成二十七年十一月二十二日
20
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置く霜に響きて 鳴ける鹿の声 山の端の月 凍てさせつらむ
平成二十七年十一月二十二日
20
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領せしかど 胡だに旧風容れぬるを イスラム国の いま如何にぞや
平成二十七年十一月二十一日
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・・・・・ 寝園 石馬を残し ...
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「ただいま」の声に 玄関出て見れば 黒き裏見せ 吾娘の靴あり
平成二十七年十一月十八日
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右の手の人差し指と中指で 軽く交互に卓を叩けり
平成二十七年十一月十七日
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踏み切りに待つ人を過ぎる 闇に白き猫な魅入りそ 死の誘ひへ
平成二十七年十一月十六日
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自殺しに吾が来かゝれば 白い猫が...
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燃えさしの燐寸の 水に消ゆる音の耳につくほど 静寂ぞ深き
平成二十七年十一月十六日
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傾きし陽の射し 眩き厩こそ 馬糞の臭ひ 鼻に付きけれ
平成二十七年十一月十五日
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棟瓦の 夕付く日を実に噛むごとく ガスストーブのボッと火の点く
平成二十七年十一月十四日
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左腕を上げて 時計に目を遣れば 十時を少し回りたりけり
平成二十七年十一月十三日
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黄葉を残らず落とし 患へる吾を嬲るがに 野分き吹きたり
平成二十七年十一月十一日
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数日の秋風 病夫を欺き 尽く黄...
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人気なき厨の 黒き梁を 射す白き日に 安らひ喫茶す
平成二十七年十一月十日
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生れし児の蛇ならませば 取り澄ます孕み女や 如何にならまし
平成二十七年十一月九日
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蛇の群れを生ませたならば ・・・...
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