恣翁さん
のうた一覧
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掘り出せし 蝕まれたる戈の刃の 青き錆び痕 将の血なるらむ
平成二十八年七月三十日
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・・・・・ 夜来 豆を芟りて戈...
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炎熱に倦み 脳髄は 蜜蝋のごとくに融けて 漿と化しにき
平成二十八年七月二十九日
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居庸関 鋳鉄の門 空に聳え 開扉の朝に 虎豹臥すなり
平成二十八年七月二十六日
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居庸関 山 蒼々たり 関南 暑...
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風吹けば 揺れたる袖に 肌透けて 葭簀の影の 縞を打ちけり
平成二十八年七月二十四日
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互ひの意 知り 知らるるを畏れけり 想ひ懸けずば 悩まぬものを
平成二十八年七月二十三日
16
君が 儂が心を知るを畏れ 復た...
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葉洩れ日の 雨と降れこそ 蝉時雨 木の下闇に滝と紛ふらめ
平成二十八年七月二十三日
20
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咲き出でて 御寺の庭を焼き尽くす カンナの赤は 劫火思はす
平成二十八年七月二十一日
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火の如きカンナの花の 咲き出づ...
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欄ゆ臨める水に 月映り 蓮咲きたり 夢見るごとく
平成二十八年七月二十日
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始まらむ 夜の仕事の呪ひに ネブタ流すなり 居眠らぬがね
平成二十八年七月十九日
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夕暮れの近づく軒に 仰ぎ見る 焼け残りたる百日紅かな
平成二十八年七月十八日
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魂は かく色づけや 夕顔の花仄めける 浴衣の胸に
平成二十八年七月十八日
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祇園祭の浴衣姿の少女達に、どれ...
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客帰り 空しき部屋に 酒尽きて 夜風入るれば 月ぞ訪ひける
平成二十八年七月十七日
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酒闌き 客散じて 小室空し 旋...
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実にリアル 「蛙の干乾し」 大津絵の角大師見て 芭蕉詠むかも
平成二十八年七月十六日
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樗の蝉 鳴き止まずして 汗しつつ 縊りたる女の痙攣尽きぬ
平成二十八年七月十四日
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死刑囚は 遂に動かずなり行け...
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風鈴の 朱の短冊 ふざくがに 軒先にこそ 舌出しつめれ
平成二十八年七月十四日
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母の乳求めて ややの泣くごとく 甘ゆる猫の声 闇に聞く
平成二十八年七月十二日
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葡萄の画 描けど売れねば 長閑けしく 其の果 葛に擲ちつべし
平成二十八年七月十一日
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半生 落魄として 已に翁と成り ...
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夏の日は長く 静かに闌けゆきて 唇の紅に 鬼灯鳴らせり
平成二十八年七月十日
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アイコンが何の写真か、お尋ね下...
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飲み止しの坏持ち 亭に 暑気避くれば 半池は滴 半地夕星
平成二十八年七月九日
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残杯 移し傍ふ 水辺の亭 暑気...
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五月雨も飽きたる筈を 糠雨の気配に 陰気な寝覚めたるかな
平成二十八年七月九日
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