恣翁さん
のうた一覧
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海神の古人や 常世なる 寄り木の森に 想ひ馳せけむ
平成二十八年六月二十日
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片褄を 露に紮げて歩む闇 覗く腓の 霜と消えゆく
平成二十八年六月二十日
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朝靄を破る汽笛は 旅人の 孤独な眠りを 醒ますに足れり
平成二十八年六月十九日
20
シカゴ港の写真から、イメージを...
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欄に凭り 目交ひを降る雨に 独り聞きけり 山鶉鳴くを
平成二十八年六月十九日
14
危峰 高く瞰る 楚江の干 ・・...
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パラソルを 左の脇に挟みつつ 地図の番地を 女は確かめき
平成二十八年六月十八日
20
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賽銭の 青く錆びたる五円玉 散りぬる 円き木の葉に似けり
平成二十八年六月十五日
21
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湾を抱く 連なる峰は 襯衣の襟 止むる釦ぞ リオ港なるらむ
平成二十八年六月十四日
19
リオデジャネイロのグーグル写真...
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読み返す 妻の便りの短くて 「早く帰れ」と 書かれたるのみ
平成二十八年六月十三日
31
江水 三千里 家書 十五行 ...
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張り切れる トマトの膚に 歯立つれば 赤き雫の滴りにけり
平成二十八年六月十二日
22
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露深く 草色に染まる靴先に 青芒こそ 影を沁むらし
平成二十八年六月十一日
19
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残雪や 漢の精の一しづく(悠々) 束の間愛でむ 涸れぬべければ(恣翁)
平成二十八年六月十一日
19
「涸れぬと思へば」は「涸れてし...
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蒼き月に濡れたる靄を 纏ひたる松 海松冠り 這ふ蟹のごとし
平成二十八年六月九日
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他人の非を論ふ母れ 自らの潔くあれこそ 益荒男たらめ
平成二十八年六月七日
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・・・・・ 朝に千仞の崗に登り...
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山陰に 生ひ茂りたる根笹分け 角ぐむ蘆に 石楠花覗く
平成二十八年六月六日
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こぼれ雨 蓮の葉に似て 骨に張る油紙に バラバラ音を立てたり
平成二十八年六月五日
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開けば輪の如く 合すれば束の如く...
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黄に染まる麦 忙しげに刈る老を 傍に扶くる童愛しも
平成二十八年六月四日
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他人事のごとく 野に咲く野茨に 我が葬列を想像したり
平成二十八年六月二日
16
自分自身の葬式の 行列をを思は...
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木立ち深く 宵月の影を 香魚こそ 挿頭のごとく走りたりけれ
平成二十八年六月一日
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潮含む風は 黄に染む麦の上の 真白き蝶を 物憂く嬲る
平成二十八年五月三十一日
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網に跳ぬる魚に 光の輝ひて 雨の上がりし枝に青梅
平成二十八年五月三十日
15
魚蝦 潑々として初めて網を出で ...
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