恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
病み顔に 風邪仕掛けたる蘞辛みは 流れもあへで 吐く血となりぬ
平成二十九年五月三十日
16
春道列樹、風邪を拗らせて喀血し...
もっと見る
真空のごとく静かな 初夏の午後 垣に映ゆる陽に 逆上せぬるかも
平成二十九年五月二十九日
17
もっと見る
素描せし線を 水彩する春と 画布に いきなり油彩する夏
平成二十九年五月二十八日
18
もっと見る
浅漬けの 有り合はせのヅケと見るからに 「止しな」と 里に触れて知らせき
平成二十九年五月二十八日
12
坂上是則、手抜きの鮪のヅケと見...
もっと見る
穂の擦れる音を響かせて 黄に染まる麦畑こそ 風渡るなれ
平成二十九年五月二十七日
21
早苗月:陰暦5月の異称
もっと見る
顔蒸せど 床屋の操る 逆剃りの剃刀 当たる頬ぞ冷たき
平成二十九年五月二十四日
14
もっと見る
訳ありの つれなく見えし彼よりの 浮つき話 得るものはなし
平成二十九年五月二十三日
16
壬生忠岑、「恋多き女」の噂高き...
もっと見る
試みに あればや撃たむ 「発射す」と 核で惑はす新羅 苦の今
平成二十九年五月二十三日
16
当初は「新羅 苦の花」としてい...
もっと見る
「ヤマサ」の祖 不輸租の醤 売り捌き 人めきし業 離れざりてけむ
平成二十九年五月二十一日
15
ヤマサ醤油の先祖は、免税のもろ...
もっと見る
麦秋は 赤児をあやす守り唄のごとく 哀しみ湛へたりけり
平成二十九年五月二十日
23
もっと見る
巫女祓ふ脇で 傾るる沈み顔 一に来とうて 恋 然るらむ
平成二十九年五月二十日
16
中納言 藤原兼輔、物忌みで巫女...
もっと見る
瘧病み 胸の満たねば 心当てに 真人 旅行き待ち侘びなむよ
平成二十九年五月二十日
15
貞信公 藤原忠平、長兄時平の病...
もっと見る
菜に塩の 大酒飲みの醒めし面 人に背負はれて 狂ほしきかも
平成二十九年五月二十日
18
三条右大臣 藤原定方、大戸(大...
もっと見る
背擦る 少婦が掌 咽喉の辺に震へる魂を 飲み下さすらし
平成二十九年五月十八日
18
もっと見る
小刻みに漕げる艪の皺 畳みたる細波の底に 廃市見えたり
平成二十九年五月十五日
17
短歌会に所属されてから、そちら...
もっと見る
樟脳の薫るお召しに 銀の衣魚の骸を 見つけつるかな
平成二十九年五月十四日
23
もっと見る
今来ずて いい男ばかりを逃がす気か ありきたりの徒 街で釣れかし
平成二十九年五月十四日
16
素性法師、女官に合コンをねだり...
もっと見る
蛞蝓の這ひつる痕の ありありと残れる墓碑に 老鶯の声
平成二十九年五月十三日
22
もっと見る
「何事も難し 悪しと伏目がち あはれこの子よ 直ぐしてよ」とよ
平成二十九年五月十三日
15
仕えていた中宮温子の、猶子とし...
もっと見る
墨染の妓楼に寄るな 寄るからに 梅の香に酔ひ 醜女に眩む
平成二十九年五月十三日
22
墨染は、京・奈良・伏見の各街道...
もっと見る
[1]
<<
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
|
62
|
63
|
64
>>
[160]