恣翁さん
のうた一覧
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恐らくは 疫病神は 気の弱い 太宰のやうな 顔をしてゐる
平成二十三年十月十四日
23
最近、太宰治の小説を読んでいま...
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人妻と なりし君こそ 一杯の 我が飲み残す アブサンならめ
平成二十三年十月十三日
23
太宰治の人間失格の一節にある「...
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水底の ゆらゆら動く 藻の森に 泡吐き月を 仰ぐ蟹達
平成二十三年十月十二日
22
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都人の 底意地悪き 振りにこそ 鼻につく自負 潜みたんめれ
平成二十三年十月十一日
12
京都人は内外の区別がはっきりし...
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銀河落ち 鶏鳴く朝に 散歩して 頭掻きつつ 徒食侘びたり
平成二十三年十月十日
19
迢々たる天漢 西南に落ち 喔々...
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土間に鳴く 蟋蟀の声 屋根の上に 昇り消えゆく 星月夜かな
平成二十三年十月九日
22
昨晩は、いい星月夜でした。
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美しき 侮蔑を帯びし 横顔を 見せてモデルの 蒼褪めて立つ
平成二十三年十月八日
22
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静脈を 微かに浮かせ 薄光る 丸き乳房を 鷲掴みたし
平成二十三年十月七日
17
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舌先に 果実と種子を 探るごと 豊かな尻ぞ 睨め回しける
平成二十三年十月五日
17
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ブラウスの 円き胸なる ブローチの 生気に満ちて 光放てり
平成二十三年十月四日
22
秋らしい服装が目立つようになり...
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シャンパンを 次々と抜く 音に似る 打球響けり テニスコートに
平成二十三年十月三日
20
土曜日の散歩の途中に近所の高校...
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夜の静寂 破る口笛 風に乗り 空しく屋根を 越えて消えゆく
平成二十三年九月三十日
23
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水底に 月輝けど 細波の 痕一つだに 水面にあらず
平成二十三年九月二十九日
19
月潭底を穿って水に痕無し(五灯会...
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縮緬の 月映す面に 浮く島は 銀盤の上の 巻貝に似る
平成二十三年九月二十八日
17
湖光秋月 両つながら相和す 潭...
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墓地に咲く 彼岸花こそ 似たんめれ 水子供養の 風車にを
平成二十三年九月二十七日
22
群生ではなく、あちらに二本、こ...
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紫に 腫れて緊まりの なき唇に 笑み仄見ゆる 会心の負け
平成二十三年九月二十七日
11
ボクシングフェザー級王座初防衛...
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樟脳は 箪笥に潜む 思ひ出を 引き出すごとく 漂ひにけり
平成二十三年九月二十六日
25
日曜日、家人が箪笥の夏物と冬物...
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鎌なりの 光亡くせる 白き月 何も語らず 無憂に似たり
平成二十三年九月二十五日
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昨日の未明に見た月を詠みました...
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田村麻呂の 墓を訪ねて 下り行く 山科川に 曼珠沙華咲く
平成二十三年九月二十四日
19
午前中、平安時代の征夷大将軍坂...
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沢沿ひの 藪の陰にや 鳥兜 紫の花 結びたるらむ
平成二十三年九月二十四日
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