恣翁さん
のうた一覧
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あのひとの 好みし書を パラパラと 部屋抜ける風 ただ捲りゐる
平成二十三年八月一日
12
初めての試みですが、女性の気持...
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螢飛び 団扇揺るがぬ 此の宵は 秋先づ応へ 涼貸しつべし
平成二十三年八月一日
22
画欄 斜めに渡る 水螢の光 荷...
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高台は 黄金に染まり 二階家の 象ばかりぞ セピア色なる
平成二十三年七月三十日
12
高台にある二階建ての家のセピア...
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脂臭き 庭の蘇鉄は 裏山の 蝉の声にぞ 埋もれゆくなる
平成二十三年七月三十日
13
散歩の途中に立ち寄った寺の庭に...
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憂鬱に 山を染めたる 夏色を 私雨の 白く消しゆく
平成二十三年七月二十九日
24
私雨とは、突然降ってくる局地的...
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礎石のみ 空しく残る 楼の跡 赤枯れし苔 雨に蔓延る
平成二十三年七月二十八日
21
千秋の佳節 名空しく在り 承露...
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「とや」でなく 「にや」相応しく 想ふなり 黄泉路に死者の 啜り泣くがに
平成二十三年七月二十七日
7
「にや」でなく「とや」ではとの...
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波の下 月も届かぬ 闇路にや 啜り泣くらむ 水漬く屍は
平成二十三年七月二十七日
21
歌会に投稿した直後から、闇路に...
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恒風は 万里を渡り 黄昏れて 細糸杉を 戦がすばかり
平成二十三年七月二十六日
13
恒風:貿易風や偏西風をイメージ...
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城山の 楡に凭れて 見し町の 赤く平和に 浮き上がりけり
平成二十三年七月二十五日
11
お盆の頃、連れられてよく行った...
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こめかみに 梅干し貼った 婆さんが 店番してた 町の駄菓子屋
平成二十三年七月二十二日
15
西岸良平氏の「三丁目の夕日」は...
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西日射す 下宿の軒に 短冊を だらり下げけり 玻璃の風鈴
平成二十三年七月二十一日
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京都の夏は蒸し暑いですが、学生...
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麝香やは 石に滲みたる 神聖に 官能を刺す 希臘彫刻
平成二十三年七月二十日
13
ヘルマプロディートスは、水浴び...
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末枯れたる 接骨木の実の 俯きて 溜め井の水に 錆び付きたりぬ
平成二十三年七月十九日
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泊まった奈良の旅館の庭で見掛け...
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日に焼けし 築地に垂るる 合歓の花 盛り過ぐるも 赤く毛羽立つ
平成二十三年七月十七日
21
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古の 冷然とした 微笑みを 含みて像の ただ静かなり
平成二十三年七月十六日
15
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境内に 落つる影なき 夏の陽を 堂の甍ぞ 斜に遮る
平成二十三年七月十六日
21
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サイレンに 甚平一つの 老人が 額に翳す 渋団扇かな
平成二十三年七月十五日
17
交通事故でやってきた救急車のサ...
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陽炎に 揺れ動きたる 人影は 何を観むとや 目陰せるかも
平成二十三年七月十四日
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美しき 木偶を操る 黒衣にぞ 運命駆りたる 無気味さを観る
平成二十三年七月十三日
13
葵の助さんが詠まれた歌の「黒衣...
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