恣翁さん
のうた一覧
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凝固せし部屋の空気を 窓開けて揺らし 清しき朝を迎へむ
平成二十六年三月十八日
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少年は 細身の女の円やかな尻と乳房に 欲望を編む
平成二十六年四月十一日
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雑草の 春ともなれば年毎に 徒に伸び 先行かしめず
平成二十六年四月二十八日
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長信宮中の草 年々 愁処に生ず...
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いつからか 本を讀むのに 亡父のごと 眼鏡上げたる 我や老ひにし
平成二十二年二月十二日
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現し身の 女の肉に 惹かれゆく さういふ哀しき 人間が好き
平成二十二年二月十四日
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ゆく春に 別れを告ぐる 精靈の 舞ひたる姿 柳絮飛ぶなり
平成二十二年五月四日
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柳絮とは、白い綿状の柳の種子の...
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靜かなる 緑の池畔の 浮島に 墓標のやうな 眞白き枯木
平成二十二年七月六日
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中学生の頃、父に連れて行っても...
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醉ひて臥し 比叡の山に 中天の 月かかる迄 眺めけるかな
平成二十二年七月十五日
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進行を表わす「かかりゆく」と到...
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小刻みに こっち、こっちと 振れる尾の 誘ひに任せ 鶺鴒を追ふ
平成二十三年九月五日
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日曜日の散歩の途中に、セキレイ...
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咲く花は手折らで 生命愛しむべし 青春の日々 直ぐ去りぬれば
平成二十四年四月七日
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君に勧む 惜しむ莫かれ 金鏤の衣...
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津波去り 廃墟の夜は 水底に 眠れる森のしじまに 似けり
平成二十四年四月八日
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小青蝉也さん主催の震災詠会に投...
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窓開けて涼貪れば 秘めやかに 共寝の香り 残りたるかな
平成二十四年七月六日
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雨晴れて 庭上竹風多し 新月眉...
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電燈を消せば 蚊帳にぞ 月明かり 水泡のごとく満ち溢れける
平成二十四年七月十一日
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子供だけで麻製の緑色の蚊帳が吊...
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石段を 上りし寺の夏草に 隠れて咲ける赤き鶏頭
平成二十四年八月十九日
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斑なる 衣に落ちたる松影に 上るを覚ゆ 山の端の月
平成二十四年十月八日
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渓辺流水に坐す 水流れて 心と...
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白鷺の番ひの一羽 飛び立つも 雨の中洲に 片や残れり
平成二十四年十月二十八日
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白鷺 秋水に下り 弧飛して 霜...
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秋風に 黒き葉影のざわめきて 白き珠置く露滴れり
平成二十四年十一月八日
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夜具の辺に 秋の気配の寂しくて 児をあやしつつ 君冬着縫ふ
平成二十四年十一月十五日
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白髪 方に歎きを興し 青娥 亦...
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木枯らしに 解れし髪を掻き上げて 伏し目の吾娘は 何を笑まうか
平成二十四年十一月二十一日
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次男が結婚することとなり、嫁と...
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宮の灯に誘はれ 酔ひて彷徨へば 雁が音高く 月に声有り
平成二十四年十一月二十二日
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霜落滄江秋水清 酔余扶杖寄吟情...
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