恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
花水木 濡れてぞ彩を 深めける 通り過ぎゆく あたたかな雨
平成二十二年四月二十八日
35
小夜子さんの代表作に対して送っ...
もっと見る
階を 上りて丘の 社から 坐ろに望む 秋霖の晩
平成二十二年九月二十四日
35
遠く 寒山に上れば 石徑斜めなり...
もっと見る
寒梅の 枝に宿りし 雨滴 生気を帯びて 朝東風に揺る
平成二十三年一月十一日
35
大先輩のさるさんに、いつまでも...
もっと見る
やはらかな 掌をした吾娘は 率直に かつ大胆に 膝に乗りけり
平成二十三年二月九日
35
幼い頃から単身赴任だったので、...
もっと見る
打ち捨てよ 過去の森なる我が歴史 市場に散らばる 雑魚のごとくに
平成二十四年七月二十七日
35
今月末で定年退職なのですが、幸...
もっと見る
扉の前で 君の嗚咽を聞きつれば 其の儘 廊下に立ち尽くしけり
平成二十五年二月十五日
35
学生時代、片思いの女性が恋人と...
もっと見る
踊り場に 指鉄砲を構へつつ 警邏の巡査を 我狙撃せり
平成二十六年四月二十五日
35
煙草を吸いに外階段の踊り場に出...
もっと見る
眼鏡上げ ひれを手に取り 醉ひし眼で 仔細に看入りし 老父は在さず
平成二十二年二月十一日
34
もっと見る
春告げて そぼ降る雨は やはらかく 鎭守の森を 遠く烟らす
平成二十二年三月六日
34
もっと見る
鬱蒼と 緑茂れる 朱夏の家 ひっそりと戸を 閉ざしてありぬ
平成二十二年七月十九日
34
もっと見る
吾子たちよ 一瞬でよい 精神の 高みに生きる 歡びを知れ
平成二十二年十月三日
34
もっと見る
炉に燗をつけたる妻に 「摘みは?」と 問へば 笑み指す灰中の栗
平成二十四年二月十二日
34
榾柮に煙無く 雪の夜は長し 地...
もっと見る
憂鬱な 春の夕べの花曇り 白詰草ぞ 咲き誇りける
平成二十四年五月二日
34
昨夕買い物の帰路に、近所の休耕...
もっと見る
禅林に 茶釜の湯気の立ち昇り 落花の風に君を思へり
平成二十五年四月二十五日
34
觥船一棹すれば 百分空し 十歳...
もっと見る
涼風の夕べ告ぐるに 漕ぎ出せば 新秋の月 櫂を叩けり
平成二十五年八月二十三日
34
新秋とは、旧暦7月のことです。
もっと見る
月澄みて 裸身で立てる足下の砂 水底に白く光れり
平成二十五年九月二日
34
もっと見る
帰らむと言ひつつ 未だ帰らざる故郷を せめて一夜夢見む
平成二十五年十二月二十四日
34
故国の山水 清暉多し 帰らむと...
もっと見る
寒気満ち 霜を帯びたる天の川 無人の地上を圧したるかな
平成二十五年十二月三十日
34
もっと見る
人柄の奥床しさを偲ばする 君の口調と吃り癖かな
平成二十六年一月六日
34
もっと見る
ベッドから夜を抜け出して 窓に寄る少女 素足で空に見入れり
平成二十六年二月十九日
34
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[148]