恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
雨上がり 偸かに風の 簾を揺らし 読みかけし書を 翻したり
平成二十三年六月九日
19
青苔 地に満ちて 初めて晴れし後...
もっと見る
燃ゆる火に 誘はれ来ては 落ちて逝く 蛾の羽根を焼く 臭ひ漂ふ
平成二十三年六月七日
21
ねずみさんの乱舞する蛾の歌に対...
もっと見る
のっそりと 漆のごとき 黒き背を うねらせながら 牛の歩めり
平成二十三年六月六日
21
もっと見る
黒柿の 扇子の骨を 一つづつ 出し入れしては 棋士の熟慮す
平成二十三年六月一日
21
もっと見る
今だけを 生き切りつべし 禅房に 但だ鐘磬の 音のみぞ聞く
平成二十三年五月三十一日
21
清晨 古き寺に入れば、初日 高林...
もっと見る
午睡より 目覚めし後も 追憶に 支配されたる 大脳皮質
平成二十三年五月二十九日
13
もっと見る
熟れかけし 梅の季節の あても無き 空に枇杷の実 摘み尽くしけり
平成二十三年五月二十七日
21
乳鴨の池塘 水は深浅 熟梅の天...
もっと見る
蝋燭の 火影は揺れて 燈心の 油を吸へる 音のみぞする
平成二十三年五月二十六日
21
未だに避難生活が続いている方々...
もっと見る
詠む歌に 好みはあれど その個性 千差万別 尊重すべし
平成二十三年五月十六日
36
人それぞれに歌の好みはあるでし...
もっと見る
趨勢と 折り合へぬまま 壮絶に 散りゆく姿 感に堪へざり
平成二十三年五月十六日
17
もっと見る
時計さへ 微睡むやうな 春の午後 曳かれし船の 波止に繋がる
平成二十三年五月十一日
22
定例歌会第3回「時計」に投稿し...
もっと見る
やはらかく 湯気を照らせる 射し込む陽 朝風呂の湯の 匂ひ満ちたり
平成二十三年五月九日
23
帰省しない休日は、早朝に二時間...
もっと見る
黒髪に 躑躅の一枝 挿さませば 緋の簪の 燃え上がらまし
平成二十三年五月六日
22
火のごとき山榴 小山をおおう ...
もっと見る
残りたる 卓布の上の 玻璃の酒 半透明な 影を震はす
平成二十三年五月四日
23
知人のご子息の結婚披露宴に出席...
もっと見る
人間て すごいと思ふ あんな目に 遭っても耐へて 立ち上がるから
平成二十三年五月四日
22
金子みすずを少し意識して詠みま...
もっと見る
歌舞伎町 伊達な若衆 何処行きゃる 肩で風切り あの娘の許へ
平成二十三年四月二十五日
14
五陵の年少 金市の東 銀鞍白馬...
もっと見る
震災で 避難の続く 世の中に 歌詠める身の ありがたきかな
平成二十三年三月二十五日
30
四千を超す評価をいただきました...
もっと見る
春雨に 濡れし心を 紛らはす 童の指せる 杏村の酒家
平成二十三年三月十五日
17
清明の時節 雨 紛々 路上の行...
もっと見る
春浅き 長尾寺に見し お遍路の 旅の重さに 思ひ馳せたり
平成二十三年三月五日
24
長尾寺:香川県長尾町にある87...
もっと見る
端正に 紫檀の椅子の 並びたり 冷えし埃の 臭ひの中に
平成二十三年二月二十五日
27
もっと見る
[1]
<<
49
|
50
|
51
|
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
>>
[59]