恣翁さん
のうた一覧
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鴉群れ 芥に混じる 無花果を 人も恐れず ただ啄めり
平成二十三年八月九日
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休日の散歩時に見掛けた光景です...
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あのひとの 好みし書を パラパラと 部屋抜ける風 ただ捲りゐる
平成二十三年八月一日
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初めての試みですが、女性の気持...
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礎石のみ 空しく残る 楼の跡 赤枯れし苔 雨に蔓延る
平成二十三年七月二十八日
21
千秋の佳節 名空しく在り 承露...
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「とや」でなく 「にや」相応しく 想ふなり 黄泉路に死者の 啜り泣くがに
平成二十三年七月二十七日
7
「にや」でなく「とや」ではとの...
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こめかみに 梅干し貼った 婆さんが 店番してた 町の駄菓子屋
平成二十三年七月二十二日
15
西岸良平氏の「三丁目の夕日」は...
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西日射す 下宿の軒に 短冊を だらり下げけり 玻璃の風鈴
平成二十三年七月二十一日
22
京都の夏は蒸し暑いですが、学生...
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麝香やは 石に滲みたる 神聖に 官能を刺す 希臘彫刻
平成二十三年七月二十日
13
ヘルマプロディートスは、水浴び...
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古の 冷然とした 微笑みを 含みて像の ただ静かなり
平成二十三年七月十六日
15
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サイレンに 甚平一つの 老人が 額に翳す 渋団扇かな
平成二十三年七月十五日
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交通事故でやってきた救急車のサ...
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美しき 木偶を操る 黒衣にぞ 運命駆りたる 無気味さを観る
平成二十三年七月十三日
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葵の助さんが詠まれた歌の「黒衣...
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孤独やは 望まざりける 此の地にて 氷心嘯歌 炎暑静めむ
平成二十三年七月十一日
13
悠々 雨初めて霽れ 独り繞る ...
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声に出し 調子取るべき 乱吟を 心地違へて 操觚適はず
平成二十三年七月八日
13
つくしめさんからいただいた「あ...
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掌を 返すがごとく 誼みすら 土に棄てつる 慣らひ浅まし
平成二十三年七月一日
9
手を翻せば雲となり 手を覆せば雨...
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横顔を 見せて伏眼の ゴシックの 彫刻のごと 立ちて待つ女
平成二十三年六月三十日
13
ゴシック建築の壁に彫られている...
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無機質な 抑揚のなき 看護師の 順番を呼ぶ 声響きたり
平成二十三年六月三十日
17
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立葵 その薄紅に 浮かびけり 盆提灯の 儚げな色
平成二十三年六月二十七日
21
ねずみさんの立葵の歌に、あわせ...
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鳥籠の 止り木移る 文鳥や 然も不思議げに 何を眺むる
平成二十三年六月二十四日
17
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浮き草に 混じりて微雨に 白き菱 眺めて日がな 訪ふ人も無し
平成二十三年六月十七日
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菱は浮萍を透す 緑錦の池 夏鶯...
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松風の 風情を醸す 七絃の 琴の古調ぞ 弾く人のなき
平成二十三年六月十五日
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泠々たる七絃の上 静かに松風の...
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手擦れして 輪郭すらも 模糊たりし 忘れられける 壁のレリーフ
平成二十三年六月十四日
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