恣翁さん
のうた一覧
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商店の 巻かれし日除け 往来の 水たまりにぞ 寒く映れる
平成二十三年十月二十一日
17
秋になっても、ビニール製の日除...
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居酒屋の 赤提灯の 胴かすめ 一条の雨 斜に光りぬ
平成二十三年十月十五日
22
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恐らくは 疫病神は 気の弱い 太宰のやうな 顔をしてゐる
平成二十三年十月十四日
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最近、太宰治の小説を読んでいま...
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水底の ゆらゆら動く 藻の森に 泡吐き月を 仰ぐ蟹達
平成二十三年十月十二日
22
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都人の 底意地悪き 振りにこそ 鼻につく自負 潜みたんめれ
平成二十三年十月十一日
12
京都人は内外の区別がはっきりし...
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銀河落ち 鶏鳴く朝に 散歩して 頭掻きつつ 徒食侘びたり
平成二十三年十月十日
19
迢々たる天漢 西南に落ち 喔々...
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美しき 侮蔑を帯びし 横顔を 見せてモデルの 蒼褪めて立つ
平成二十三年十月八日
22
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静脈を 微かに浮かせ 薄光る 丸き乳房を 鷲掴みたし
平成二十三年十月七日
17
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舌先に 果実と種子を 探るごと 豊かな尻ぞ 睨め回しける
平成二十三年十月五日
17
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夜の静寂 破る口笛 風に乗り 空しく屋根を 越えて消えゆく
平成二十三年九月三十日
23
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水底に 月輝けど 細波の 痕一つだに 水面にあらず
平成二十三年九月二十九日
19
月潭底を穿って水に痕無し(五灯会...
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紫に 腫れて緊まりの なき唇に 笑み仄見ゆる 会心の負け
平成二十三年九月二十七日
11
ボクシングフェザー級王座初防衛...
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樟脳は 箪笥に潜む 思ひ出を 引き出すごとく 漂ひにけり
平成二十三年九月二十六日
25
日曜日、家人が箪笥の夏物と冬物...
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今はただ夢見心地の伏見酒(光源氏) 明日は伏目のさけたき宿酔(恣翁)
平成二十三年九月二十二日
14
ついに駄洒落となってしまいまし...
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消えぬらし宮居にかかる夜半の月(光源氏) 巨椋の池ぞ見る影もなき(恣翁)
平成二十三年九月二十二日
14
水無瀬離宮にかかる月を映す巨椋...
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かなしきや影もとどめぬ増鏡(光源氏) 秋の夜長に勇魚吸ひつらむ(恣翁)
平成二十三年九月二十二日
12
増鏡を萬寿鏡という新潟県加茂市...
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頁繰る 音すら消ゆる 圧力に 支配されたる 午後の図書館
平成二十三年九月二十一日
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世の中に 放り出さるる 直前に 躊躇したるか 青春の意思
平成二十三年九月十八日
20
大学院で1年留年しました。社会...
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薫く香に 酔ひ痴れたれや 目を閉ぢて 女の鼻翼 絶えず震へり
平成二十三年九月十五日
13
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ラディッシュの 紅おどる 玻璃の皿 たまにゃ食はせろ 俺は肉食
平成二十三年九月十四日
12
悠々さんのお母様との連歌を見て...
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