恣翁さん
のうた一覧
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構内のベンチに 腰を下ろしつつ 人影絶えしホームに雲見る
平成二十六年七月二十五日
31
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コロコロと笑むがに 舷を叩く波 囁きに似て いと柔らかし
平成二十六年七月二十二日
29
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間の抜けて聞こゆる 綿に包むがに くぐもる音の遠花火かな
平成二十六年七月二十日
23
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捨てられて 骨組み晒す船腹に 男の思い切り飛礫打ちけり
平成二十六年七月十七日
18
アイコンの写真に想を得て、さら...
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東京を やたらに真似る地方都市 如何で 悲しく気取らむずるか
平成二十六年七月十日
13
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縁側に忘れ置かれし灰皿ゆ 吸ひ止しの煙草 真直ぐ燻れり
平成二十六年七月七日
13
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刺青のごとく 湯の面の松の葉の 湯上りの腕に貼り付けるかな
平成二十六年七月三日
14
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湯の面の青き松葉を 掬はむとすれども逃げぬ 鼓豆虫のごと
平成二十六年七月二日
18
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掌に掬ひつる湯を 透かすがに見入れり 顔の高さに翳し
平成二十六年七月一日
18
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酒買ふに 酔ひつる吾には 銭に見ゆる楡の実 摘みて払ふや如何
平成二十六年六月十一日
27
老人 七十 仍ほ酒を沽る 千壺...
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男に化けて 娘訪ふ河太郎を 照らす夜更けの夏の月かも
平成二十六年六月十日
33
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鶏の趺 似たる翁の手顫へつつ 生の執念思はするかな
平成二十六年六月三日
28
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絶え間なき陽に 感覚を失ひて 全ては遠き祭りのごとし
平成二十六年六月二日
31
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乾きたる ミルクを注ぐシリアルの音は 濡れたる静寂破りつ
平成二十六年五月二十九日
21
日曜日は寮の食事がないので、シ...
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中庭の青桐の影 ちかちかと廊下に光れり 拭き抜きたれば
平成二十六年五月二十七日
24
週末に合宿した道場の、更衣室か...
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淡々と 平易な歌を詠みゆかむ いつか詠めぬ日 訪るるまで
平成二十六年五月二十二日
37
多くの皆様のご支援に支えられて...
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残りたる落葉のごとく ビヤホールに射す陽ぞ 明く散乱したる
平成二十六年五月十九日
22
昨日、仕事でもないのに東京に出...
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喉に串打たれし石斑魚は 紅き腹見せて 囲炉裏に焼かれたりけり
平成二十六年五月十五日
18
ちょうど今時分から、箒川や那珂...
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磨り減りて 面立ちすらも朧なる石仏群の 木洩れ日に映ゆ
平成二十六年五月四日
61
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曾つて書きし落首 観る人誤てり 壁の荒ぶれば 古人の作かと
平成二十六年五月一日
24
禹寺 荒残して 鐘鼓在り 我来...
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